2018年5月2日水曜日

mother earth


突然のご報告になりますが

この春から

私ども ヨーガ堂・土-tsuchi-は

活動名を「mother earth」と改め、

これからのワークシェアをおこなっていくことを

お知らせいたします。





2008年より ヨーガ堂・土-tsuchi-と掲げて、

ヨーガのアーサナや呼吸法、瞑想などのクラスやWS、

アーユルヴェーダの講座やWS、

ヴェーダーンタのWS、

山部のハイクや山ヨーガ、

個人クラスや出張クラス・・・などなど、


大阪を拠点に いろいろと活動して参りました。

そして、皆さまと共に 多くの時間を共有させていただきました。



今、あれから10年という月日が経ち、

自分たちの生きる方向性が徐々に整理され、そして導かれ、

この智頭という場所に拠点を置いて これから始めてゆく活動において、


心持ち新たに、

そして今までの活動に加え あたらしいフィールドワークのシェアを目指し、

ヨーガ堂・土-tsuchi- から、mother earth」 に、活動名を改名いたします。







今後、mother earth へのお問い合わせ、ご予約、ご質問などは、


こちらへお願いいたします。




WEBサイトのコンテンツも、徐々に用意いたしますので

またご覧いただければ幸いです。






今後とも、mother earth を、どうぞよろしくお願いいたします。








mother earth

takeshi
nana




2018年4月23日月曜日

新年度



暦では 春の土用に入りましたね〜


季節の変わり目で 体調を崩しやすい時期ですが

みなさんお変わりありませんでしょうか



我が家はというと、

帰国後 落ち着く間もなく

旦那の仕事の関係で 家族で京都と智頭を行ったり来たりしてまして

まったく地に足ついておりませんでしたが、、、



先日やっとじぶんたちの家に落ち着き

ようやく(帰国後1ヶ月にして)

インドのスーツケースの中身を全部取り出せたのであります。。


そして今日、やっとWifiがつながりました。。





さあ 新年度ということで

うちの娘は無事、森のようちえん入園を果たし、

まだ泣きベソかく日もあるけれど

毎日お弁当入った重いリュック背負って

登園という名の森の学びがスタートしています。







大人はというと

まだ家の中が段ボールだらけで

やっと靴なしで家中歩けるようになった程度の住み状況ですので

まずは家の中の改修&整理やなあ・・・

と  ぼんやり・・・している暇なく!

(友人やご近所さんのご協力により)なんと田んぼ、やることになりました!



とりあえずは、家の前の田んぼで、米に挑戦です〜




友人の耕耘機を借りて ↓






こちらの田もこれからおこします ↓

写真でみるよりずっと広いから大変や〜








田植えは、5月半ば〜後半頃になるのかな?



できるだけ 手植えでやってみたい。




ではでは、こんなところで唐突ですが、

2018年度の お米、じぶんで作ってみたい方、おられますか〜?



お米作り(田植え、草刈り、稲刈り、収穫)の参加希望者募りますので

まずは田植え、上期間(週末に予定すると思います)予定空けておいてくださいね!


また改めて つちとも、HPで、告知します










こちらは  納屋の 開かずの 開けたら倒れてくるので閉じとかなあかん扉







まだ中に資材山盛りですが・・・

こちらの納屋も あるスペースに改造しますヨ







やることだらけですが

ぼちぼちいきます♩








さいごに・・・

これからの時期は雨が多くなって湿度が高くなるので

からだもこころも排水すっきりめざしましょうね


またデイリーケアもアップします!









2018年3月27日火曜日

帰国



しばらくぶりです。


今月半ばに、無事帰国しています。



クリニックでは 勉強に加え

今年は2名のパンチャカルマサポートをしていました。



また生徒さんのパンチャカルマ体験レポートを載せますので

おたのしみに!





さて  この2ヶ月半、

家族が毎日ずっと一緒に過ごし

娘にとって 濃密な日々だったのではと思います。


とくに 父親がこどもと数ヶ月ずーっと一緒におられる機会は

めずらしいでしょうね?


保育園や幼稚園もないわけですから

ほんまに、ずっと、いっしょ。


夫婦にとっても インドでの娘の成長を日々実感しながら

勉強なり、お仕事なりさせていただけたのは、

たいへんありがたいことでした。



今年も インドで

家族の貴重な経験を積み重ねられたことに、とても感謝しています。











去年に続き

今年も娘はクリニックで誕生日を迎えました。



ドクターの次女(娘と同年同月同日生まれ、出生時刻も似た者同士です)とともに

みなさんに祝っていただき、ありがたかったです。






3さいになりました







今回の滞在は(も?)なんやかんや忙しく

写真もあまり撮れませんでしたが

いくつか 朝食の香ばしく甘い写真をば。




米を潰して乾燥させたPohaの一品





娘用イドリとチャツネ




パパイヤ、スモールバナナ、デーツ






バルミセリ(小麦)の一品





チックー、パパイヤ






智頭では

またインド アーユルヴェーダクッキング、やりたいと思います〜

ぜひいらしてくださいね☆




さあ、新拠点での準備、がんばろ〜!


つちとも(無料会員制メール)ではご報告しましたが

この春から、ヨーガ堂・土は あたらしく生まれ変わります!




しっかり 一歩ずつ歩みをすすめていきたいと思います。





今後とも、よろしくお願いいたします!



最終日 デリーにて





2018年2月14日水曜日

気づきのギャップ



産後、

こんなに瞑想の時間をもてたのは、

きっと はじめて。



そして 産後、

こんなにひとりでゆっくり呼吸できたのも、

きっと はじめて。




母になったひとは

産後少なくとも3年経たないと

完全なる母体の回復を得るのは難しい、


と 産前ドクターから聞いてはいたが

・・・ほんまでしたわ。




ここにきて、やっと、

娘を産む前のじぶんを思い出せた気がしています。










ここのところよく

おかあさん方から耳にするのは


「子どもを産む前は あれもこれも理解したと思っていたけど

いざ産んで 育ててみると

あれもこれもどれも  全然分かっていなかった (分かった気になっていただけやった)」



っていうようなこと。





うん。 ほんまに、そうですよね。





先日の瞑想クラスで

サンスクリットの音を何回もそれぞれのポイントに響かせて

そのあと しずかに坐っていたのですが


音をからだから発する前と後の「しずか」な状態は

明らかに違った。


そんなことは もうずっと前から分かっていたはずだったけど

この気づきのギャップよ。



幼子との生活は 常に騒々しく

言ってみれば マントラを唱えているときのからだの振動がずっと在る状態。


そら 今まで3年身心にゴングがずっと響いていたんやから

それが止んだら  平静状態の認識は だれでも変わるわな…



妊娠出産で いちど身心を一切解放し手放すのは

ある意味、死の疑似体験なのだろうけど、

もぬけのから(ニュートラル)状態から 身心を24時間作動させ続けた3年間を経て

今回「しずか」という わたしの形容詞の定義は、一新されたのでありましたー


いやいや、どうして、まだまだ知らない「しずけさ」はあるのです。


なにごとも 体験してみないと、わからない。


この世の計らいは、実に、見事です。







古い体験記憶と今の気づきのギャップ。

それ自体に 正解や不正解はないですが

この気づきがひとをアップデートさせ

成長させ

いや 進化と呼んでもよいんではないかな?


これが、生きている、ということなんだと思うのです。


だって  からだが死んだら 体験はできないし

そこに気づきも成長もないのです。









育児は育自、とはよく言ったものだと思います。


まっさらな0歳児からはじまり

こどもの成長に従って  親という人間も日々成長できるんですね。




昨日の我が子に   昨日のわたしに

今日は もう会えないし、



今日の我が子も 今日のわたしも

明日にはいない。




どれだけ今に目覚めながら

進化して生きてゆけるかな?













2018年2月12日月曜日

おもみ


クリニックでは 毎日ドクターといろんなセッションをしています。



わたしたちが師事しているドクタースンダルは

いつもほんとに忙しい。


毎日早朝からプージャを含めたパーソナルケアを済ませ

午前中は 患者さんのクリニック内往診や

時期によってはアーユルヴェーダを勉強しているわたしたちのような生徒とのセッション。



午後は パソコンに向かって様々なメールのやりとりや

研究論文などの執筆

患者さんや生徒とのスカイプコール

日によっては クリニックの患者さんとのネイチャーウォークや

特別クラスなど…

加えて、こどもたちが甘えていたら一緒に遊んだり

牛たちと触れ合いコミュニケーションも忘れない。



ほんまに、パワフル。



同時に、今は4,5件の研究テーマ(ガンが多い)があるようで

インド国内、海外問わず、大学や研究機関と組んですすめているスタディが

いくつもあります。



そのなかのひとつで、

10年ほど前から  目の治療について臨床やエビデンスを積み重ねてきているのですが

今年は ドイツにある眼疾患について研究している

世界的にも有名なドクターからの依頼で

ベルリンにてスタディワークが待っているそうです。




すでに ドクターのクリニックは

アメリカのナショナル・アーユルヴェーディックメディカル協会(NAMA)

に認定されていて、


さらに  今後クリニックに設立される予定のインスティテュートに対して

グジャラート国立アーユルヴェーダ大学から提携許可を受ける

ラストステージにはいっているそう。


グジャラートの大学は古い歴史を持つアーユルヴェーダ専門の大学ですが
(稲村先生をはじめ、いまでは日本人も多く卒業されていますね)

インド国内の民間クリニックを認可するのは前例がないそうで

認められれば  ドクターのおこなってきた研究が

より多くの人々にシェアされていく事になります。




実際、グジャラート大学のインターン生が ドクターにアポを取ってこられて、

数週間ドクターとセッションされたとか。

大学では学べない内容を ドクターがもっているということですよね。

興味深いです。




今後ますます  ワールドワイドに活躍されていくであろうドクターに

滞在中いろんなことを教えてもらえる このありがたさよ。。






そして

いま、ドクターの環境は  わたしたちのそれと 少しリンクしているところがあり…


この人生において、家族をもち、家族とともに成長してゆくことを選び、

お互いまだ子どもも小さく  日常において育児に手をかけていくことの大切さなど


そうよね、そうよね、そうなのよね。


と  経験から深く実感できることばかり。


ひとつひとつの、ことばのおもみが、ひしひしと沁みいります。



(この子育てについてのドクターとのセッションは

後日また詳しく書きたいと… いつも思ってるんですが… 時間的余裕が (; ;))



ありがたいことに、ドクターはうちの娘をとてもかわいがってくださり、

娘はドクターが だいだいすき。


毎日  ドクターの家にお邪魔し

ドクターの膝の上でいろいろ教えてもらっています。

(つまり ドクターの仕事をじゃましています  汗)



でもそんな一瞬一瞬も、今しかない たからもの。





からだとこころをフルに作動させながら

ここでの 日々のおもみを

受け止めていきます。















2018年2月5日月曜日

冬と春と


日本は寒波の影響で
気候が荒れているそうですね、

智頭町も 連日の雪だそうです ☃

帰るのが 怖い。。




そして 日本中インフルエンザウイルスも
拡散しているとか。


みなさん体調はいかがですか。



免疫力が落ちていると感じる方は
まずは 食事、肉魚などを控えて、
消化良いものに変えてみられることをおすすめします。



あとは、お白湯。



特別なことをしなくても
胃腸をゆっくり休ませてあげるだけで
心身は回復します。



自己治癒力を確かめるには
(自身の本質をより理解していく鍵は)
足し算より引き算ですねー



いまいちど
習慣を見つめ直してみると
手放せそうな あれやこれや、
見つけられるかもしれませんね^^






さて 今日は立春ですが
まだまだ 春の陽気には程遠そう。。



もうしばらく
冬の尾が後を引くのでしょうが

でもきっと じっと自然界をみつめやると
けなげに春の準備をしている草木たちがいるはず。



エネルギーに満ちているはず❊






クリニックの近くのご神木











↓ おまけ ↓



先日の、月食。

クリニックでは、こんな風にみえました。

みなさんのところでは、いかがでしたか。











ちなみにこちらでは
月食のあいだは
小さいこどもや高齢者、妊婦さんなどは、外に出てはいけないという風習があります。

いろんな影響を受けやすいのでしょうね。












2018年1月23日火曜日

Pongal Fes 2018



先日 14日は ポンガルフェスティバルでした。






昨年も ちょうどポンガルのときにクリニックに滞在していましたが

今年も参加させていただきました。


昨年の様子、ポンガルについては、こちら



昨年は ドクターのご親戚に不幸があり
お家での開催ができなかったのですが

今年は ポンガルのためにドクターのご家族もチェンナイからいらしていて
クリニックに滞在している患者さんたちも全員参加で
ドクターのお部屋の横で 祭事が執り行われました。



ポンガルは 神さまに農作物の収穫を感謝する日であり
また 今年の豊作を願うお祭りです。




昨年同様、今年もポットの中のポンガル(甘〜いお粥状のスウィーツ)は
東に向いて吹きこぼれました!
(東に吹きこぼれると吉兆の表れで、願いが叶うのだそうです)








神々への供物や 祭事に使うアイテム




昨年からクリニックに仲間入りしている牛からの恵み(牛糞)で
今年はアイコンをつくっていました。

ガネーシャ神と太陽神



この日はちょうどスーリヤポンガルで
太陽神を祭る日でした。



太陽がなければ
わたしたちはこのからだもこころも繋いでいけません。

日本でも収穫祭と銘打って太陽の恵みに感謝したりする風習が残っていますね。

インドでも スーリヤ(太陽神)というカタチで具現化させ
太陽がもたらしてくれる恩恵に感謝する伝統があります。


蛇足ですが、じぶんにとって スーリヤといって思い出されるのは
東インドのオリッサ州ブバネーシュワルにある
インド舞踊の先生のところに滞在していたとき、
ダンスレッスンがお休みの日に
コナーラクにあるスーリヤテンプル(太陽神寺院)にいったこと。


もう何年も前で 写真がなくて残念なのですが
本当にすばらしいテンプルでした。

珍しくちゃんとガイドもつけて
(観光名所に行くと、観光客目当てに必ずわさわさガイドが寄ってきますが
   じぶんは マイペースに時間を堪能したい思いが勝ち、ガイドをつけません)

説明をうんうん聞きながら
(たぶんあんまり理解してなかったと思うけど 笑)

そのダイナミックなエネルギーに圧倒されたのを覚えています。

お近くに行かれる方は
わざわざ行く価値ありの場所ですので
ぜひ訪れてみてください。




で、話は戻り。
クリニックで行われるスーリヤを祭るポンガルは ポットを伝統的に薪で焚いたり
様々な祭具も伝統に沿って用意したり
祭事を始める時間も 星の良い時間を確かめて行われます。

太陽暦でも 1月1日 午前0時になったら「お正月」として
新年のいろんな行事をおこなったりするのと似て

ポンガル祭は、南インドの人にとってはいわばお正月のようなものだと思います。

盛大にハレの日を祝う、お祭りなのです。




プラサーダムでいただいた ポンガル






こどもたちも たのしそうでした♩