2018年1月23日火曜日

Pongal Fes 2018



先日 14日は ポンガルフェスティバルでした。






昨年も ちょうどポンガルのときにクリニックに滞在していましたが

今年も参加させていただきました。


昨年の様子、ポンガルについては、こちら



昨年は ドクターのご親戚に不幸があり
お家での開催ができなかったのですが

今年は ポンガルのためにドクターのご家族もチェンナイからいらしていて
クリニックに滞在している患者さんたちも全員参加で
ドクターのお部屋の横で 祭事が執り行われました。



ポンガルは 神さまに農作物の収穫を感謝する日であり
また 今年の豊作を願うお祭りです。




昨年同様、今年もポットの中のポンガル(甘〜いお粥状のスウィーツ)は
東に向いて吹きこぼれました!
(東に吹きこぼれると吉兆の表れで、願いが叶うのだそうです)








神々への供物や 祭事に使うアイテム




昨年からクリニックに仲間入りしている牛からの恵み(牛糞)で
今年はアイコンをつくっていました。

ガネーシャ神と太陽神



この日はちょうどスーリヤポンガルで
太陽神を祭る日でした。



太陽がなければ
わたしたちはこのからだもこころも繋いでいけません。

日本でも収穫祭と銘打って太陽の恵みに感謝したりする風習が残っていますね。

インドでも スーリヤ(太陽神)というカタチで具現化させ
太陽がもたらしてくれる恩恵に感謝する伝統があります。


蛇足ですが、じぶんにとって スーリヤといって思い出されるのは
東インドのオリッサ州ブバネーシュワルにある
インド舞踊の先生のところに滞在していたとき、
ダンスレッスンがお休みの日に
コナーラクにあるスーリヤテンプル(太陽神寺院)にいったこと。


もう何年も前で 写真がなくて残念なのですが
本当にすばらしいテンプルでした。

珍しくちゃんとガイドもつけて
(観光名所に行くと、観光客目当てに必ずわさわさガイドが寄ってきますが
   じぶんは マイペースに時間を堪能したい思いが勝ち、ガイドをつけません)

説明をうんうん聞きながら
(たぶんあんまり理解してなかったと思うけど 笑)

そのダイナミックなエネルギーに圧倒されたのを覚えています。

お近くに行かれる方は
わざわざ行く価値ありの場所ですので
ぜひ訪れてみてください。




で、話は戻り。
クリニックで行われるスーリヤを祭るポンガルは ポットを伝統的に薪で焚いたり
様々な祭具も伝統に沿って用意したり
祭事を始める時間も 星の良い時間を確かめて行われます。

太陽暦でも 1月1日 午前0時になったら「お正月」として
新年のいろんな行事をおこなったりするのと似て

ポンガル祭は、南インドの人にとってはいわばお正月のようなものだと思います。

盛大にハレの日を祝う、お祭りなのです。




プラサーダムでいただいた ポンガル






こどもたちも たのしそうでした♩















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