2017年10月30日月曜日

改装 vol.1


智頭のあたらしい住処兼教室となるお家の改装。


夏至以降、少しずつ契約手続きを進めて、

ようやく9月後半から じぶんたちで改装をはじめています。


たくさんあったゴミや処分品は

業者に引き取ってもらいました。




こちらはおだいどこ。

before


家具やキッチンを撤去



床を剥いだところ




こちらは居間となる部屋から、教室予定のスペース(奥)をみたところ

before



↑と同じ角度で、すこし引いて撮ったもの




角度を変えて。壁も撤去。



南向きの居間



おだいどこの天井を撤去中。

工務店「旦那」



薪ストーブを導入予定で

一応  どんな風に設置できるかみてもらいました。

段ボールの窓です。ガラスないんです。


こちらは あたらしいボイラー



こんな記事、おもしろいのかどうか分かりませんが…

自分たちの防備録として留めておくためにも、

また改装記録を載せていきます。



すこしずつですが、がんばります。

また今日も 作業です!





みなさまも充実の一日を、お過ごしくださいね^^





おせなかのなかみ




年齢を重ねるなかで、こころ奪われるいろんな対象に出会い、

そのたびに たいせつに

そして勝手に こころの宝物にさせていただく出会いって、ありますよね。




わたしにとって おおたか静流さんの声も、そのひとつ。




静流さんの歌は

学生の頃から車のBGMの定番で、制作のときもヘッドフォンでループしていました。

(は〜 なつかしい)




インドをひとりで周っていたときは

列車の中で  流れてゆくビハールの赤い大地を眺めながら

これまた静流さんの曲に浸り尽くしでした。



いまでも 家事のふとした合間なんかに

ふわっと舞い降りてきてくれる静流歌。



まあ、早い話、ファンなんです。



彼女の声は、すばらしい。

ほんとに、すばらしい。





結婚してからも、コンサートやライブにも何度か行ったけど、

いつのことやっけ? 思い出せないわ。。



と、そんな折り。



なーんと、智頭に、やってきてくださるではないですか!!!

おおたか静流「おせなか音頭」!!!



主催者の方々、準備してくださった方々、ありがとうございます。

もう、どんなに忙しくても、参加します。




ということで、昨日、家族で楽しませていただきました、おせなか音頭!





この世界には表裏があり(あるようにみえ)

陰陽だったり生死だったり、対極的に万象を捉える見方がありますね。

一般的に人は、明るい世界や分かりやすい現象、

おもての有り様にフォーカスしがちだと思いますが、

気づきにくいけれど ものごとにはバックグラウンドがある。

(まぁそれが「バック」なのかはまた別の問題ですけどね)


普段  見えないものや存在していないように見えるものごとも、

ほんとうは在る。

それを思い出し、存在を愛でる踊り。


いきなり何の話やねんって感じですみませんね(笑)



静流さんの考案された「おせなか音頭」は、

もうこの世界では逢えなくなった大切な人の存在をもう一度 招き入れ、

踊りと歌とともに、あなたもわたしもからだもこころも存在もすべて

を愛でる望郷の踊り、だそうです。

象徴的にうしろ向きに、背中で踊ります。


背中で踊るので、着るものも反対に着ます。

顔もうしろに向けま… 向けられないので、顔を作って うしろむきにセットします。


参加者は それぞれ、紙袋を顔に見立てて、それに紐や広告や色などでお顔作り。











できあがったら、いざ! 


おどろ〜〜♩ おどろ〜〜♩




まんなか 奥が静流さん


たのしかった。

たのしかった。

たのしすぎて、全然足りなかった。

わたし、これ、一日中踊っていられる。


娘も (眠いのもあったと思うけど)、妙なハイテンションで踊っていました。




静流さんは、巫女さんですね。

あの世とこの世を繋げられる 貴重な人です。


見落とされがちな世界を 大切にすくい上げて、

声という道具をつかって やさしく愉快に妖艶に、わたしたちに示してくれます。



ある意味、セラピスト(っていう言葉はなんか薄っぺらい気もするけど)。





こういうアプローチの仕方、見習いたいです。



静流さんには、イベント中もたくさん話しかけてくださったり、

娘用にと持参した人参の豆粉パンをお裾分けできたり(分かっていたら絶対焦がさなかった(; ;))

すてきなプレゼントをいただいたり、

ありがたかったです。


家族で有意義な週末を過ごすことができました。




雨の中来てくださった静流さん、ご準備くださったスタッフの皆さん、

本当にありがとうございました。








2017年10月27日金曜日

つちのわ 開催


今年は カラッと澄んだ秋の空が 少ないですよね〜

今週末は、また、台風がやってくるようす。

うーん  洗いたいおおきな洗濯物、
今日のうちに手をつけよう。



さて、気づけば 今年も、あと二か月とすこし。

せかせかしたくはないけど

きっとクリスマスも、年越しお蕎麦も、
あっという間に過ぎ去ってゆくわね。


これが摂理ってものですよね。

これが無常ってものですよね。


ね。




で、お題ですが、 例年恒例となっておりました土のクリスマス会、
今年は 智頭の新拠点制作の為、開催できません。


そのかわり、といってはなんですが、

来たる 11月19日(日)、17:00頃から、

シェアリングの集いを開催する運びとなりました。

名付けて 「つちのわ」


サットサンでございます。


学びのシェアの場、
意見交換の場、
人と人が 繋がる場、です。


アーユルヴェーダクッキングを
ゆるりと楽しみながら、

肩のちからを抜いて
ほんわかおしゃべり。

土の、輪、和、話。





いままでのこと

いまのこと

これからのこと




自身の「わ」を

みつめる時間。



そして、ご一緒に、わを紡ぎましょう♩




ご予約制です。


初めてのかたも、お気軽にご参加くださいね✴︎




詳細は こちらから、どうぞ。







2017年10月26日木曜日

実りの秋 vol.2


月初めの 慣れない親子院内生活

月経や満月が重なっていたこともあり
ホルモンバランスや神経系が乱れ
思いの外 心身くたびれてしまいましたが、

娘の発病前に みんなで森で拾った栗を、旦那が甘く仕立てて 病室へ持ってきてくれました。


その栗(と 栗持ってきてくれた旦那)のありがたさ。


コロンとちいさな栗ですが
ひとつのなかに詰まっている濃厚なエネルギーったらありません。


胃に こころに 沁み入るとはこのことよ。。



マロングラッセ風ですが
アルコール使ってないので 和風です。


ほっこりした甘さが魅力の栗は
木の実といえど デンプン質が多いので、さつまいもと似ていますね〜


中医の世界では、栗は 脾胃や腎径を整えます。
わかりやすく言えば、栗は、お腹を温めたり、消化能力を上げたり、排尿排便の流れをつけたり、からだを滋養したり、生殖器を強化したり、などといったお仕事をしてくれるんです。

アーユルヴェーダ的にみると、渋味・甘味があり、熱性で、重性(土的見解です、悪しからず)。
標準摂取量を守れば、どのドーシャもバランスできると思いますよ。
(摂りすぎはヴァータを増やし 便秘になったり、カパを増やしてしまう傾向あり)


でも、調理するときはお砂糖なんかの甘味料の量が少なくないと思いますので、
やはりカパ質は増えてくるんですよね… 食べ過ぎにはご注意を。







あたらしいおうちには  柿の木があります




栗に柿に、今しかない秋の味覚を
たいせつに味わいたいですね。













びっくりの秋


すっかり冷え込んできた今日この頃。

気温の変化が激しいですが  みなさん体調崩されていませんか。




じつは今月初め、娘が入院しておりまして…
更新がしばらくぶりになってしまいました ( ん? 苦しい言い訳ですかね…?)

娘に付き添い、母(わたし)も1週間の院内生活を送っておりました。



いやぁ  突然の出来事でして。。


びっくりです。。



娘、原因不明とされている 川崎病を患いました。

主に乳幼児がかかる病気で
日本では年間1万人以上の子供が発病しているそうです。

この病気は 全身の血管に炎症が起こるので、
発熱や発疹、手足の腫れ、舌が赤くなる、両目の充血などの症状が出てきます。


娘の場合も、ほとんどの症状が出ていました。


なのに、恥ずかしながらこの病気のことを耳にしたことはあったけど、
疑うことせず、まあまあ元気だったので うんどうかいにも出させてしまい。。

ものすごく反省。


うんどうかい終わったその足で、病院 →即入院となりました。。


おかげさまで、治療は順調にすすみ、1週間で退院できましたが、
注射やら検査やら(←全部はじめてのこと)に恐れおののいた娘は 精神的なダメージを負ってしまったようで、帰宅した今も 親と離れたり 夜眠るのを極度にいやがり続けています。


経験して 成長するとはいえど、できるなら病気せずに健やかに育ってほしい、

と願うのが 親心。


なんで防げなかったのかなぁ、
毎日 それなりに養生させていたつもりだったけどなぁ、

と、入院中は わたしの気持ちもナヨナヨしてしまい、からだ共々へこたれてしまいました。



でも 原因不明といったって、必ず原因はある。



アーユルヴェーダ的にはね、  Pitta(火)とVata(風)のトラブルですよね。
秋口にはPittaが過剰に盛りますしね。(そのこころは…また記事書きますね…)




一説によると、
遺伝性だとか、流行性のものだとか、カンジダ菌が原因だとか、一般的にはいろいろ言われているそうですが。



実は 旦那の妹さんの子供(娘のいとこ)も 過去に同じ病気を患っていたことが判明し、
遺伝的な要素もありうるのかもなと思ったり。


今の借家は、掃除しても掃除しても 部屋のカビ臭さが消えず(はやく新天地へ引っ越したい(; ;))、これも一因としてあり得るかも、とか、


3月からずっと、保育園やあたらしい環境での生活に馴染もうとしたり、月一の帰省で気候や生活が変わる中で、心身の負担が重なっていたのかな、という思いもあり。



まぁいろんな理由が重なって、起こることなんでしょうけれどね。

このあたりは 今度 アーユルヴェーダドクターの意見を聞こうと思います。




幸い、ドクターからいろいろとアドヴァイスをいただけたので、
マッサージなどに加え
アーユルヴェーダのお薬 ↓ も服用しています。





こちらの記事にも書いているシロップです。

これ飲むと、元気になります。

娘はこれが大好きです









入院中に 娘が書いたアンパンマン




入院生活後半は 熱も下がりすっかり元気に♡




今は、できるだけ触れ合う時間を多く持ち、こころの傷をなだめてあげられるように努めています。


アンパンマンの歌(今の娘のブーム)や
アンパンマンごっこ(アンパンの顔を焼いて取り替える)の日課も
娘の支えになっているようで、やなせたかし氏 様様です。

ありがとうございます。





退院後、くるまから見えたのは、 ザ・大黒天、、、

シ、シヴァさま、、、

娘の無病息災を 心より願い立ちます。





毎日の営みが  健やかで 穏やかでありますように。。





追記:この記事を書き終えて 早2週間…(どんだけ溜めるねん)
   現在 娘は、今まで以上に元気に毎日を過ごせています。
   おかげさまで わたしも回復しています。

   なんのでもない、でも かけがえのない 家族の日々を、
   かみしめる嬉しさに溢れています。