梅雨に入りましたね。
もわぁ〜〜〜っと 気温や湿度の高い日中と、
雨が降ったりすると 半袖ではすこし肌寒く感じる朝晩。
梅雨の時期は、気候変動が大きく、体調を崩しやすいですね。
この6月という時期。
春から夏へ向けて季節が移り変わるときは、「変化」のときですので、
アーユルヴェーダでは、Vata、Pitta、Kapha, どのドーシャも乱れがちになるといいますが、移り変わる質を持つVataが特に憎悪しやすくなります。
身心におけるVataが憎悪すると、
ほかの2つ Pitta、Kaphaも、巻き込んで乱してしまいます。
やっかいですなぁ。。。
で、大きくVataが乱れてしまう前に、生活のなかで、自分でVataケアしたいところ。
たとえば
・早寝早起き(朝は6時迄に起床、夜は出来るだけ22時台にお布団へ)
→寝付きが悪い場合は、あたまや足をオイルマッサージ!
・蒸し暑いからといって、冷たいものを過度に飲み食いしない
→冷蔵庫や冷凍庫から出したて冷え冷えのまま、消化器官に放り込まない
・仕事やスケジュールをタイトにし過ぎない
→意識的にリラックスタイムを作るように心がける
・雨や汗で濡れたら、からだが冷えないようにする
→着替えたり、上着を持ち歩いたり、冷えたなと思ったらお風呂にしっかり浸かる
・ハーブを積極的に取り入れる
→下参照
夏に向けて、これから消化力が徐々に弱まってくるので、
食事にも気をつけたいのですよね。
でも、冷たいものは良くないってわかっていても、
どうしても口にしたい時もありますw
重いものを食べたい時も。
そういうときは、ハーブをちょちょっと使って消化力を極度に落とさない工夫をします。
代表選手は、ショウガですね。
食事前に、ショウガを薄くスライスしたもの(皮も剥いて)に、岩塩をパラっと、そしてレモンかライムの汁をふりかけて、食べておきます。
(Pittaが過度に憎悪している人は注意が必要)
こんな方法だれもやらないと思いますが…わたしは面倒なとき、ジンジャーパウダーと他の2つをパパっと混ぜて、スプーンで舐めるように摂ります。。
お腹があったかくなって、消化促進効果があります。
牛乳やヨーグルトを摂る時も、ショウガとともに摂ると消化良くなります。
ちなみに、アイスも。ジンジャーパウダーやジュースをすこしふりかけて食べると良いですよ。ついでにシナモンも。(だんだんインド風デザートになってきますけどね)
あとは、バジルやコリアンダー(実も葉も)、フェンネル、ターメリック、
日本のハーブだと、ネギ、ミョウガ、紫蘇あたりが季節モノで料理にも使えますね〜
フェンネルは食後に温かいフェンネルティーにして飲むと、消化が進みます。
ティーつながりで言えば、カモミールティやリコリスティーもオススメ!
カモミールはおやすみ前に、リコリスは食後やリラックスタイムに。
どちらもVataをバランスししてくれる、ほんのりあま〜いハーブです。
いろいろとハーブは用途がありますが、殺菌・抗菌作用のあるハーブも多いので、食中毒予防にもなりますよ。
まあしかし
Vataケアには、なんやかんやいってもオイルマッサージです。
あたまと足を念入りに、ゆっくり行います。
そのあと、しばしのシャバーサナ(休息)。
休日に時間を作って、ぜひ試してみてください♪
近所に咲いている花菖蒲(かな?)
菖蒲の根はショウブコンという生薬です。
水菖蒲の根は、アーユルヴェーダではVachaといって、消化不良や下痢に使ったりします。
漢方では石菖蒲というものを用いるそうですが、
Vachaとともに 神経系統をバランスしたり、不安を取り除いたりと、
鎮静作用のあるVataケアのハーブです。
全然関係ないけど。
この新月に生まれた姪っ子。
変化のときに、あたらしい命。