2015年8月28日金曜日

プラーナ コミュニケーション



日本語で  「おむつなし育児」っていうものがあります。



おむつなし、とあるので、

こどもにおむつをつけずに育てると思いがちですが、


実際は  おむつをするしないっていうこと自体がテーマではないんです。




おむつなし育児の本意は、

赤ちゃんの排泄という行為を通して

お母さん(もちろんお父さんでもいいんですけど)と赤ちゃんの

コミュニケーションを深めること。



英語では

Elimination Communication (排泄コミュニケーション)と言うそうです。




排泄って  下向きに流れ出るエネルギー(アパーナ)と共に

からだのなかにある不要なものを手放す生理作用。




ちいさな赤ちゃんにも、もちろん、

生まれ持った排泄感覚があって


親が赤ちゃんに寄り添って丁寧にケアしてあげれば

その感覚をのびのびと育ててあげられるはず。







インドに行ったことのある方は 

おそらく見たことありますよね、

小さなこどもが全身すっぽんぽんのまま

家の内外を 楽しそうに走り回っている姿。



そんなこどもたちって  ほんとに元気。





こどもといえば そのような姿で遊びまわる、というのが

わたしの中に定着していたので


おむつなし育児を知ったときも


そうそう、これ、わたしやりたいのん。


と、出産後は  当たり前のように娘の育児に取り入れております。









うちの場合、



1. 排泄するときはできるだけおむつの外(例えば、おまるやトイレ、お外など)で。


2.  おむつは  基本は布おむつ  (まだ今は  夜や遠出の際に紙おむつを併用中)。


3.  排泄を通して、こどもの気持ちに寄り添ってコミュニケーションを図る。




このようなことを大切に 日々実践中。





排泄後は  しばらくおむつを付けずに

あんよの運動をしたり

股関節まわりを自由にさせてあげたり、

といったこともしています。







おまるは

産後は7日目から、琺瑯のポットにささげています。




新生児期は  おしりもめちゃくちゃ小さいので

授乳中にささげるのが難しく  

旦那に頼んで  専用便座を作ってもらいました。



自宅での出産に備えて

防音・防寒対策用に仕入れた丈夫な発泡スチロールを再利用〜。









おまるに便座をのせ、カバーつけたらこんな感じ

上の写真の便座は

半年使ってだいぶ弱くなってきたのでガムテで補強した旧タイプ…


カバーはヘアバンドです。






娘、生後7日目のおまる初体験は、

見事 成功!




母はこの時、大喜び!





こ、これは… おもしろ〜い!!







それから味をしめて、

今も毎日 おまるにささげています。





下腹に力を込めて

気持よく排泄できた時の快感って

赤ちゃんでも 持っているんやねー




おまるですると気持ち良いから、


そして  大なり小なり出たら

母は  かなりオーバーに褒めまくるので、


娘はおまるで排泄するのが好きみたい。




最近は、出たあとに、

「ん〜わっ!」

と 言って、教えてくれます。


※娘の下腹に力がはいるように

わたしも一緒にお腹に力を入れて「ん〜〜〜」と言っていたので

それを覚えたんでしょうな。





他者の感覚に寄りそって

いっしょに気持ちよさを共有できたときは

うれしいもんですね!








ちなみに、 娘、生後3ヶ月位からは

めったにウンチをおむつにしなくなりました。

(不意にオナラと一緒に出ちゃった、 なんてことも  もちろんありますけど)






そう、母は

布おむつ生活、めっちゃ楽です〜




ウンチ汚れがないから  劇的に楽!




おしっこの布は重曹水を入れたバケツにポンして

後でまとめて洗濯機にお任せ。








あぁ なんて親孝行な娘や。。。












まだ言葉を話せないけれど


親がこどもに寄り添うゆとりをもって


こどもの気持ちに共感していければ



きっとこどもはそれを感じているはず。




たのしくすてきな親子の関係を育んでいきたいと思います。

















2015年8月17日月曜日

しょうがのシロップ



作ってから すこし日が経ってしまいましたが・・・




まだ猛暑だった頃の

喉の渇きに耐え切れず


しょうがでシロップを作りました







記憶が定かでない分量メモ、いります…?  笑



(一応載せとこ)





▷しょうが    200g〜300g 
▷黒糖      しょうがと同量
▷カルダモン   3、4個(殻を割っておく)
▷フェンネル   小さじ 2くらい
▷お水      100ml ほど




1 しょうがの皮を剥いて 千切りにする
  (皮を剥くことが  過剰にピッタを増やさないポイント)

2 お鍋に材料をすべていれて、火にかける





3 沸騰したら、弱火でコトコト、15分くらい煮詰める 






4 濾してできあがり!




夏の胃腸ケア用に


フェンネルのすこし甘みのあるジンジャーシロップ



胃のアグニが正常で

スパイシーな味がお好みの方は

フェンネルの代わりにクローブやシナモンなどを入れてみてくださいね








炭酸で割って (冷やし過ぎないように〜)


ミルクで割って  (ホットミルクが◎)


紅茶に入れても良いかも〜




・・・などなど




良かったら  残暑のお供にお試しください。









教えてもらった

残ったしょうがの再利用  ↓






お醤油とみりん(お酒足したい方はお酒も)と

昆布だし少々(わたしは昆布も入れた)で  COOK


さいごに  麻の実をちらして。






こちらはご飯のお供に。






これを作りたいがために

シロップ作りをまた企んでしまうほど

やみつきになります




甘辛しょうがのピリッと刺激で

アグニ活性効果も☆









2015年8月16日日曜日

出産



朝晩 ずいぶん涼しくなって


すこしずつ

からだにも 自然の様相にも


秋の気配が入り交じるようになりました






・・・っと言っても、


まだまだ残暑が厳しい毎日





 バテ過ぎないように

夏をうまく乗り切って過ごしましょう!


↓  ご参考までに、過去のブログを載せておきます







・ ・ ・




さて、娘が生まれて、なんともう半年が過ぎてしまいました。



産後はおそろしく時の経過が早く感じられますが


歳月人を待たず、、、


育児には 夏休みも休日もないけれど

一日 いちにちを 大切に過ごしていきたいです。






で、


半年前のお産のときのことについてですが




いろいろと伝えたいことはあるんですけど…




書けば長ーくなりそうということに加え

事情によりブログではお伝えしにくいこともありで


核の外側

結果的にどんなお産だったかを書きたいなと思います。






私たち夫婦は 出産について

いのちについて

わたしたちなりに考え

意見を合わせ

お産に挑みました。




結果として、

わたしは病院で出産しましたが

ギリギリまで  自宅で

娘が自然にこの世界に降りてくるのを待ちました。




出産したところは検診でお世話になった病院ではありましたが



急なお産に駆けつけてくださった先生やスタッフの方々には

本当に感謝しています。







娘は  お腹のなかがよほど心地よかったのか

かなりマイペースに

ゆっくり降りてきました。



臍帯が首にすこし巻いていたのかもしれませんが


おそらく  破水しなかったのも原因だと思います。


そうなんです、最後まで羊膜に包まれていたんです。
(すごく稀なんですってね)






陣痛をやり過ごす時間は大変だったけど


おうちで 歩いたり お風呂に浸かったりして

赤ちゃんが自然に生まれてくるのを「待つ」という


かけがえのない経験を夫婦で味わえたことは


とてもありがたいことでした。





「待つ」ことって

「信じる」ことなんやなぁと

そのとき 知った気がします。






結局

お産は予定日より約2週間ほど遅れたのですが


薬などに頼ることなく


自然分娩で 元気に生まれてきてくれました。









東洋と西洋の医学における

生きものや病気に対するアプローチの違い



そして

人それぞれの いのちについての理解の違い




皆各々考えがあるけれど



ひとつ言えることは


みんな いのちを尊ぶが故の行いだということ






わたしは今回の出産を通して


西洋医学の現状や現場

東洋医学の本質を


文字通り  体当たりで体験したのでした









ありがたい経験をさせていただいて

感謝しています。








・ ・ ・




あ、そうそう、

娘の出産が遅れた理由、

まだありました。



 昨年来日してくださったアーユルヴェーダドクター

Dr.Sundar氏。


実は  彼の第二子も

娘と同じ日に生まれてきたのです。



向こうの世界で

ふたりで誕生の日を打ち合わせしたのかな!


ってことにしています!







・ ・ ・






さて タイムリーに


現在の育児奮闘記も


ぼちぼち 書いていこうと思います〜