帰国に寄せて

２ヶ月と少しのインド滞在が、終わろうとしています




旦那も書いていますが

http://yoga-do-tsuchi-sivaram.blogspot.in/2017/01/blog-post.html


今回は 子どもと一緒のインド滞在ということもあり

母親業と  アーユルヴェーダのお仕事と

どんなふうに折り合いつけてこなせるか、

正直  不安でした。





まだ 授乳中という身なので

おっぱい吸われると オキシトシンが出てきて

思考のボーダーが溶けだしていく




でも 今回のしごとのひとつである通訳を

さいごまでしっかり務めたい





授乳で一日に何回も訪れる副交感神経優位の状態から

一日に何度もやってくる通訳モード（交感神経優位）への切り替え







すでに社会に出て働いている世のお母さんは

職場で授乳はしていないとしても

家での子育てと社会でのワークとを

こんな風に身心使ってやりくりしているのか〜 と


ほんとに骨身削って おしごとしてはるんやなと…


しみじみしました。





子どものことは

我が家は旦那が、寝かしつけと授乳以外（たまに お父さんの飲む？と誘ってますが）は

ひととおりできてしまうので、わたしが生徒さんのサポートで忙しい時は

彼におまかせできたのは  ほんとにありがたかったぁ。。。




子どもと旦那がいてくれたことで、

今までにはない あたたかな感情とともに過ごせたインドの日々。



家族の笑顔と、生徒さんやここに住んでいるドクターや皆のハートと、


ドシンと静かに受け入れてくれた山々に


こころから感謝しています。







今回も、多くのことを経験し、

たくさん学ばせていただきました。





さあ！

日本に帰って 日本の暮らしをはじめます。




さむいさむい（であろう）鳥取の あたらしい暮らし。




みなさんをお迎えできるように

学びを還元できるように

少しずつ準備していきます。




春から 新たな講座も大阪で開講予定です♪






またお会い出来るのを たのしみにしています☺

２歳

先日。

娘が２歳になりました。



あれから ２年か〜


はじめてのことだらけの毎日で

いろんなこと経験させてもらって

なんやらすごく月日が経ったようにも思うし

でも 一日がものすごくあっという間に流れていって

ぽかんとしてる間に２年経ったようにも思えるし


時間というコンセプトは、不思議なものですね。







それはさておき。



娘は  ドクターの第二子と生年月日がおんなじ（誕生時間も結構近い！）なので

当日は ダブルでおめでたディでした☆



うーん、誕生日はどうやって過ごそうか…

と思いあぐねていましたが


ドクターからの提案

「朝からみんなでテンプルに行って、帰りに公園で遊んできたら良いよ」と。




なんと。贅沢！！





２歳の誕生日に、インドのお寺へお参りできるなんて。


そして 公園で遊べるなんて！
（ここは山の急斜面ばかりなので  おもいっきり平地でかけっこさせてやりたい 取るに足らない親のエゴあり。。）


ありがたく、お言葉に甘えて 行ってまいりました〜

ムルガテンプル。

ムルガ神は シヴァ神の次男、ガネーシャ神の弟です。

ご祈祷してもらって

プラサーダをいただいて

このあと、ドゥルガーテンプルにもお参りしました。

ふたつとも ちいさなお寺ですが

非常にパワフルでした。

お参りのあとは公園へ〜

正面のお山にクリニックがあります

ひろびろ〜〜

帰ってきてからも  バルーンやサンカクボウシでお祝い

双子みたい♡

ここそとばかりに インドのドレスを着せてみました 笑


普段パンツコーデが多いので

ギャラリーも 盛り上がってくれていましたが

当の本人も「ふらわー ふらわー」と

どうやら御気に召してくれたようで  良かったです。








すくすく 無事に育ってくれて、ありがとう。


おおきな怪我や病気もなく

ここまで大きくなってくれて、

母乳をたくさん飲んでくれて、

そして 家族やまわりのみんなに支えられていることが

どれだけありがたいことか。


今しかない今を、たいせつに生きよう。





そう感じ入った  いちにちでした。


（まいにち寝不足やけど、がんばるぞーーーー！！！）

おくされあーま

先日 娘が観ていた「千と千尋の神隠し」

ご飯を食べさせながら

わたしも一緒に 久しぶりに鑑賞

ちょうど おくされさまのシーンでした

どろどろ 冷たく粘っこい…

いやはや、これは…　

アーユルヴェーダ的に観てしまうと、

おくされさまは 紛れもなく「アーマ」でござんすね。

おくされさま、油屋に入っていってるもの。

油屋は 湯の屋敷ってことになってるけど

これアーユルヴェーダクリニックだわ〜。

クリニックでトリートメント受ける患者さんは

オイルまみれになってせっせと毒出し（アーマ排出）してるものね。

そして 千は おくされさまの毒出しお手伝いしてるってことは

千はセラピストやったのか

おくされさまは 千というセラピストに

お湯の中で汚れものアーマを全部出してもらって

本来の姿（川の神）に戻ったのか〜

きらきら軽やかに 油屋から帰っていかはったな〜

そう。

今月初め、4週間のパンチャカルマを終えた生徒さんたちが 無事帰国されました。

千がハクに食べさせてあげた苦玉と（おそらく）おんなじくらい苦いハーブを

みんな東向いたり北向いたりして 毎日飲んで

千のようなセラピストたちに しゃっしゃかしゃっしゃか

オイルで毎日撫でてもらって

おくされあーまをドサッと落として

油屋から出ていった川の神のように

みんなきらきら軽やかに 帰っていきました。

みなさんそれぞれの

内面への静かなアクセス。

ご自身の本来の姿に返るための

繊細な旅。

微力ながらも 皆さんの側で貴重な時間を共有させていただけて

とてもありがたかったです。

このような毎日の中では

パンチャカルマというカルマの重みを

感じずにはおれません。

Om, Tat,Sat.