2012年5月21日月曜日

インド会

先日、土-tsuchi-にて

インド会〜インドの報告会〜を行いました。



みなさん集まってくださったのに、

時間の関係で、用意していたおはなしと写真は

すべてご披露出来なかったのですが・・・







それでも カレーやらキールタンやら、

美味し楽しくインドの時間を共有させていただいて

うれしかったです。

















はじめて参加してくださった方々も、

集まりにはいつも参加してくださる方々も、

皆さん、お越しいただき、ありがとうございました〜!



感謝。









2012年5月20日日曜日

Homemade Ghee

インドから帰ってきて、まず(あ、温泉の次にね)やりたかったこと。



それは ギー作り。

ギーって精製されたバターのことで、アーユルヴェーダでは 栄養学的に、

そして霊的にとても大切な油なんですって。


薬効も万能的だと言われるし、

そして なんてったって、牛はシヴァ神の乗り物であったりする神聖な動物ですから、

その聖牛から得られるギーは インド人にとってまさに神の産物。





日本ではここのところ、乳製品を摂らないべじの食生活でしたが、

ギーの薬効を勉強してからは、

良い牛乳から作ったパニール(インドのカッテージチーズ)やギーだったら

少しね 食べていってみようかな〜と思い始めました。



( でも基本的に乳製品に関しては、いらないよなと思う派です)





で、さっそく 入手可能な限りの良いバターを使って、

グツグツ作ってみましたー。





きいろい海



きいろい宇宙





そして 黄金のアムリタ!





パンチャカルマのギー飲みの日々をまだ思い出してしまうんで

(なにか胸元に上がってくる気配)…

今のところたくさん料理に使う気がしませんが、

なんだかこの黄金色にうっとり酔った気分で とても満足。





鍋の底に残った油でお菓子もできた〜。

きなココナッツ・ジャグリ



欠けた奥歯のすき間に すぐさまココナッツが挟まります。

歯医者行こ。。



2012年5月8日火曜日

そろそろ

旦那が ひと足先に帰国してから、

栄養学のクラスを受講していましたが、それもあと数日で終了します。





その昔 インドの人は、食べものがからだの中に入っていった後も

それがどう身心に作用するのかという知恵を受け取る能力をもっていました。



漢方やマクロビオティックなどでも 食べものの性質やからだへの影響を示しますが、

アーユルヴェーダでは、食べものが舌の上に乗っかってから、胃、腸までの作用を細かく提示します。



くだものや野菜に始まり、穀物や豆類、乳製品、ナッツ類、オイルなど

沢山の食物の性質と用途、身心への反応などを 今回詳しく学びました。



コース中も 学んだことを実践すべく、日々の食事において いろいろと食べるものを試しながら、

その後のじぶんの反応を観察していました。



もちろんヨーガでは、おひさまの光や新鮮な空気だって "ごはん" ですからー



山を歩いて おいしい呼吸をして、

朝の瞑想で おでこにいっぱいお日さまを受け入れて(前にも書きましたが、朝から容赦ないシャープな光が突き刺さります!)・・・





観察の日々。












「ぅわ〜〜〜〜〜お 」



「It's just beautiful.」



「自然(と、今は言っておきます)の法則に従って、この世界って ほんまに完ぺきに 成り立っている」









りんごが 大地に向かって当たり前のように落ちる ー 宇宙に向かって 当たり前のようにふわふわ飛んでいかない。



空想の世界では 後者はあり得るし、ちっとも否定されることじゃないんだけど、



モノのほんとうの姿が見えてくると、

この物理的な世界には もう誰にも動かせない"きまりごと"があるんだって解ってきます。



ちょうど りんごの例えの重力のように。







前置きが長くなりましたが、何が言いたかったかというと…



モノ(ここでは 食べものやからだやこころや…)が持つ本来の性質がきちんと把握されて、

ルール(ここではアーユルヴェーダのルール)に沿ってアクションが起きれば、

ちゃぁーんと 自然の法則に沿って 反応があるということ。



上の「 」の言葉は、そんな学びからの素直なきもち。



変化する じぶんのからだやこころを観るのは 、おもしろいです。







10年来ずっと飛び込むチャンスを待っていた アーユルヴェーダの世界ですが、

今回やっと機会に恵まれ、


砂漠の大地に恵みのスコールが沁みわたる、、じゃあないんだな、



う〜ん



たった一枚の マリービスケットを 温かいミルクにひたひたに浸して、

口の中はもちろん からだもこころもほっと満たされて…

(わかりにくい?)

そんな 個人的でちいさな、あったか〜い吸収(学び)の日々でした。









さあて お題目のとおり、そろそろ、帰国準備に入ります〜



もうここ何年も パスポートにはこの国のスタンプしか見当たらないほどお世話になっているインドですが、

そろそろ、温泉と、土-tsuchi-と、我が家のねこが恋しいですー。

(旦那は抜きね。Skypeがあるからね。)











Om Tryambakam yajamahe

sugandhim pushti vardhanam

Urvarukamiva bandhanan mrityor

mukshiya ma amritat

Om Shanti Shanti Shantih



We worship the fragrant three-eyed One

who confers ever increasing prosperity;

let us be saved from the hold of death,

like the cucumber freed from its vine;

let us not turn away from liberation.



最後に この Healing Prayerを、

今回の旅の間に この世を去った、

叔父と友人に捧げます。



Om, tat sat.