アーユルヴェーダの
ハーバルティー
この何年か、
季節や体質・体調に合わせて
夫婦揃って 飲んでいます。
お茶の種類もいくつかありますが
どれも個性的で
どれも身心に有効に働いてくれます。
日本で言うと、
漢方薬的な感覚かもしれないですね。
(味は 漢方薬よりおいしく飲みやすいです)
なぜかというと
中に入っているハーブは
アーユルヴェーダトリートメントで 有名なお薬がいっぱいなのです。
ご紹介している上記のティーは
どんな体質の方にもお飲みいただけるものですが
中に入っている主要なハーブはと言うと・・・
・Brahmi … 日本ではツボクサと言います。(英:Gotukola)
知る人ぞ知る とってもエネルギーの高い薬草で、
アーユルヴェーダでは 最も重要なハーブの一つ。
若返りのハーブという代名詞で有名ですが、
主に神経系や脳細胞を元気に 活性化する作用があります。
記憶力を高め、老化を遅らせたり、 知性をレベルアップさせてくれる。
免疫力も強化します。
皮膚疾患にも効能がありますので、血液をきれいにするのですね。
化粧品関連企業も注目のブラフミー。
日本でも生産されています。
浮草みたいに手を広げたかたちの植物。
追記:Brahmiと呼ばれるものは、「ツボクサ/ ゴツコーラ」と「バコパ / オトメアゼナ」の2種類あります。どちらも同じような効能です。このTeaに入っているのは、ツボクサ(centella asiatica)の方です。
・Shankha Pushpi … マメ科のハーブ。
シャンカプシュピ。すてきな名前でしょう?
シャンカはほら貝、プシュパはお花 という意味。
女性器にも似たかたちをしています。
近縁の種は園芸種にもなっていて、ボタニカルネームはコンボルブルスといいます。
(土の庭にも咲いていました。)
このシャンカちゃんも、ブラフミー同様、ラサーヤナという若返りのトリートメントに使用されるそうです。
脳・神経系の活性化 や精神不安、疲労、うつ、てんかん、不眠などに使われるハーブです。
・Arjuna … バガヴァッド・ギーターに出てくる人物と同じ名前ですね。
もうそれだけで、すごい効力がありそうですよね~
何千年も前から、主に心臓疾患に使用されてきました。
多くの効能がありますが、例えば 循環器系疾患、高血圧、高コレステロール症、喘息、消化不良、便秘、下痢、皮膚疾患などなど。
・Pippali … ヒハツ。長コショウのことです。
サンスクリット語ではピッパリと言います。
日本では沖縄などで育ちますが、手に入りにくいですね。
肝臓、脾臓、肺疾患などに使われます。
冷え対策にも効果的です。
舌が痺れるほど ピリッと刺激的な 味です。
その他、Yashti Madhu(甘草)、Ginger(生姜)、Tulasi(ホーリーバジル)、Clove(丁字) etc...
効能は
抗ストレス、風邪やインフルエンザ予防、消化不良、微熱、
咳、ガス(鼓腸)、頭痛、便秘、身心の怠慢さ etc
副作用なし。
チャイ(インド版ミルクティー)にもできます。
教室に置いてありますので
手にとって見てくださいね!