2015年6月2日火曜日

マタニティ * 初期の頃



娘がお腹にやってきてくれた日からの数ヶ月間は

ヨーガアーサナのセルフプラクティスは  おやすみしていました。



一般的に、マタニティヨーガでも

安定期に入るまでは  アーサナは控えたほうが良いといいますので

妊婦さんの生徒さんにも、そのようにお伝えしていましたが


自分自身においても  べべちゃんがお腹にしっかり安定してくれるまでは

それまで続けていたアーサナは控えようと思いました。




・・・というより、つわりがありましたから、

それどころではなかったですね〜



寝こむ程ひどくはなかったけれど、胸に込み上げてくるムカムカと毎日向き合う日々でした。。



余談ですが、わたしの場合、胸のムカムカにはスイカが大の頼りでした。

運良くその時はスイカが時季ものだったもので、せっせと旦那がスイカを買ってきてくれたっけ…


アーユルヴェーダでは 果物は朝やおやつの時間に摂るほうが良いというのですが

夜中 起きては  カットしておいたスイカを  ひとりモグモグ… 
 (真っ暗闇のなか、ひとりスイカを頬張るこの図は 非常に怪しい)


これについては  おもいっきり聖典の教えを無視してしまいましたが(笑)

夜中スイカ、ほんとに救われたものです…

(でも”つわりにスイカ”というのは、アーユルヴェーダ的には理にかなっていて、スイカはピッタをバランスしますので、胸が焼けるようなムカムカもスッキリするんでしょうね)






そのほかの出来事 - - -


感情の変化や食の好みの変化など、

それまでに経験したことのない 身心の移り変わりを観察できました。

  

ホルモンの変化の影響で 

なんでもない時なのに涙が出たり

やけに怒りっぽくなったり

ちいさなことに 溢れるほど感動したり。



からだも すごく柔らかくなっていきました。





プラーナーヤーマや瞑想をすると少しつわりが楽になったりして

深い呼吸とひとりの静かな時間にも  たくさん助けられました。








あと、昨年インドから帰国する際、

妊娠に備えて オイルやらハーブやらをいろいろと持って帰ってきていまして。




妊娠初期に使うハーブ Durva もそのひとつ。




Cynodon dactylon 2.jpg
wikipediaより


Cynodom dactylon HC-1950.jpg
wikipediaより




日本名は、ギョウギシバといいます。
(学名:Cynodon dactylon)

地面を這うように生息している植物。 

海岸などで、見かけたことありませんか?




以前のブログで紹介した↓のハーブです。

中央左よりにある細い葉っぱ




このDurva、トゥラシ(ホーリーバジル)と同じくらい神聖なハーブだそうで、

アーユルヴェーダでは 皮膚疾患や血液の病気などをはじめ  様々な症状に使いますが

女性には 子宮を強くしたり  流産予防に使ったりもします。




わたしは、安定期までの間、粉状のDurva 小さじ1/4を 

少量の水で溶いてペースト状にして、毎朝  摂取していました。



つわりがありますので

このDurvaペーストを口に入れたときの気持ち悪さったら、、、

飲み込んでも ハーブは口の中に香りが残りますのでね…笑



でも しばらく時間が経つと、 胸のムカムカが治まってくるんです。




それもそのはず


Durvaは ピッタをバランスするんですね。
(基本的には↓V/P/K ですが、特に↓P/K)

胸の灼熱感を なだめてくれる。



Durvaに助けられて  ムカムカが治まってきた午前中に

パパ~っと いろんな仕事を片付けたりしたっけな〜



今となっては  苦く懐かしい思い出です。





あ、そうそう、Durvaはガネーシャ神と縁が深く、

興味深いストーリーがあるんですけど、

またこれも機会があれば書きたいと思いますー







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