娘がお腹にやってきてくれた日からの数ヶ月間は
ヨーガアーサナのセルフプラクティスは おやすみしていました。
一般的に、マタニティヨーガでも
安定期に入るまでは アーサナは控えたほうが良いといいますので
妊婦さんの生徒さんにも、そのようにお伝えしていましたが
自分自身においても べべちゃんがお腹にしっかり安定してくれるまでは
それまで続けていたアーサナは控えようと思いました。
・・・というより、つわりがありましたから、
それどころではなかったですね〜
寝こむ程ひどくはなかったけれど、胸に込み上げてくるムカムカと毎日向き合う日々でした。。
余談ですが、わたしの場合、胸のムカムカにはスイカが大の頼りでした。
運良くその時はスイカが時季ものだったもので、せっせと旦那がスイカを買ってきてくれたっけ…
アーユルヴェーダでは 果物は朝やおやつの時間に摂るほうが良いというのですが
夜中 起きては カットしておいたスイカを ひとりモグモグ…
(真っ暗闇のなか、ひとりスイカを頬張るこの図は 非常に怪しい)
これについては おもいっきり聖典の教えを無視してしまいましたが(笑)
夜中スイカ、ほんとに救われたものです…
(でも”つわりにスイカ”というのは、アーユルヴェーダ的には理にかなっていて、スイカはピッタをバランスしますので、胸が焼けるようなムカムカもスッキリするんでしょうね)
そのほかの出来事 - - -
感情の変化や食の好みの変化など、
それまでに経験したことのない 身心の移り変わりを観察できました。
ホルモンの変化の影響で
なんでもない時なのに涙が出たり
やけに怒りっぽくなったり
ちいさなことに 溢れるほど感動したり。
からだも すごく柔らかくなっていきました。
プラーナーヤーマや瞑想をすると少しつわりが楽になったりして
深い呼吸とひとりの静かな時間にも たくさん助けられました。
あと、昨年インドから帰国する際、
妊娠に備えて オイルやらハーブやらをいろいろと持って帰ってきていまして。
妊娠初期に使うハーブ Durva もそのひとつ。
wikipediaより |
wikipediaより |
日本名は、ギョウギシバといいます。
(学名:Cynodon dactylon)
地面を這うように生息している植物。
海岸などで、見かけたことありませんか?
以前のブログで紹介した↓のハーブです。
中央左よりにある細い葉っぱ |
このDurva、トゥラシ(ホーリーバジル)と同じくらい神聖なハーブだそうで、
アーユルヴェーダでは 皮膚疾患や血液の病気などをはじめ 様々な症状に使いますが
女性には 子宮を強くしたり 流産予防に使ったりもします。
わたしは、安定期までの間、粉状のDurva 小さじ1/4を
少量の水で溶いてペースト状にして、毎朝 摂取していました。
つわりがありますので
このDurvaペーストを口に入れたときの気持ち悪さったら、、、
飲み込んでも ハーブは口の中に香りが残りますのでね…笑
でも しばらく時間が経つと、 胸のムカムカが治まってくるんです。
それもそのはず
Durvaは ピッタをバランスするんですね。
(基本的には↓V/P/K ですが、特に↓P/K)
胸の灼熱感を なだめてくれる。
Durvaに助けられて ムカムカが治まってきた午前中に
パパ~っと いろんな仕事を片付けたりしたっけな〜
今となっては 苦く懐かしい思い出です。
あ、そうそう、Durvaはガネーシャ神と縁が深く、
興味深いストーリーがあるんですけど、
またこれも機会があれば書きたいと思いますー
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