2018年8月29日水曜日

処暑を過ぎて


今年も、夏が終わろうとしています。


この猛暑に加え

地震、豪雨、台風、、、

自然の猛威を思い知らされた夏でした。



なんだか、ほんとに時間の流れが速すぎて、

いつから思い起こしてよいものやら分からないけれど…


インドから帰ってきて

怒濤の早さで新しい生活がスタートしてゆき、

家も改装せな床無いわ、住めへんわ、

娘の森のようちえんが始まるわ、

田んぼやることになったわ、

新しい仕事に着手せなあかんわ、

そして 実はすでに妊娠生活も始まっているわわわわわわわ…


本気で泡吹く毎日だったような。

4月からを振り返ると、そんな感じです。



(会員メルマガではすでにご報告させていただいていますが
 秋深まる頃にnanaは出産を予定しております。)




娘のときの妊娠生活を思い返すと

なんとゆとりある贅沢な時間を過ごせていたのかと驚きます。



まぁ それでも、夏休みがおわり、娘のようちえんがまたスタートし、

旦那の方の仕事も一旦すこし落ち着きで、

今週くらいから、やっと一呼吸できる時間がつくれるようになりました。

たとえ、5分10分でも、目を閉じて、呼吸に集中したり、

おなかの子に意識を傾けられる時間。


今というこの世界の変化に気付ける時間。


からだの状況が落ち着いてきたことも

もちろん関係しているのでしょうが、

じぶんを含めた世界の変化を ありのまま繊細にみつめられるゆとりが

ようやくすこし復活してきた気がしています。





先日、娘が寝た後、お風呂の湯に浸かりながら 両耳もじ〜っと浸けていたんです。

そしたらドクンッ ドクンッ というじぶんの心臓の音に聞き惚れてしまいまして。


心臓が動き続けている。


いつかじぶんのからだも死を経験するけど、

それまでは、ずっと動き続けている。

理由も理屈も、分からないけれど。


すべてが自然の秩序。


常に細胞が生死を繰り返し、微生物が働き、血が流れ、

神経が作動し、心臓はその時まで止まらず わたしのからだもこころも変化し続けている。



こんなこと 当たり前なことなのかもしれませんが

この奇跡に、神さまの采配に、心臓の音を通して改めて惚れ直したのでした。


あまりにもバタバタしていた母を見かねて

おなかの子が気付かせてくれたのかもしれませんね(反省)。



このひとつひとつがあたらしい、心臓の音に励まされたというのかな、

ぼんやりなんか していられない!

眼を見開いて 一瞬一瞬を生きていかな!!

と、なぜかめずらしく 急に熱くこころが沸き立ちました(笑)


15年ぶりに 車の運転も再開したりして。

やっと家の井戸も掘りました!


いかに 日々タマス(惰性)が身心を支配しているか。

お恥ずかしいことよ。。







あぁ そういえば、もうひとつ、最近惚れたこと。


ブームに乗るタチでは全くないんですが、、、

世の金足農フィーバー。


乗っかっちゃってます(笑)



実は 秋田に田舎がありまして。


高校野球なんて ほんとに何年ぶりに真剣に視たかいな…


すごいですね、吉田投手!

そして金足農の雑草魂!



でも わたし、

仕事柄どうしてもドーシャ眼鏡をかけて物事をみるようになってしまっていて

高校野球でも ふと我に返ると、そこに流れるエネルギーをみていたりして。



吉田投手の、あの王道のピッタカパ。

(ピッタ=主に火のエネルギー、カパ=主に水のエネルギー)


惚れますね〜 (あくまでもドーシャにね、イケメンですけどね!)

(すみません、ご興味ない方!)



決勝相手の大阪桐蔭は、ほんまやったら関西やし応援したいのにね、

秋田のみなさんの土着性というか、郷土愛というか、惚れましたね〜

2ランスクイズなんて痺れました〜 
(すみません、ご興味ない方!)




いやいや、鼓動と言い、高校野球と言い、

ピッタの熱さに、惚れ惚れした夏でした(笑)









たまに書くブログが

つらつらと、なんのでもない記事ですみません…




みなさんも、様々な暑い熱い夏をお過ごしだったと思いますが、

そろそろ夏の疲れが押し寄せてくる頃ですので、

今のうちに身心の熱の蓄積を 上手にケアしていきたいですね!


次回は セルフケア関連のまともな記事も書きます…










稲刈りのご案内



残暑厳しい毎日ですが

智頭は 朝晩だいぶ涼しくなって

風に秋を感じるようになってきました。



どこのたんぼも稲が黄金色に変わってきて

トンボが飛び交っています。


田舎らしい 平和で落ち着く情景を日々眺められることに

ありがたいなぁと感じ入ります。











































さて、いつも急なご案内で心苦しいのですが・・・


9月9日(日)メイン日
9月10日(月)補助日
※ 日程訂正しました

の 2日間、

稲刈りを行いたいと考えています。









手で刈って、

稲架(はざ)と呼ばれる具に稲束を掛けていく、

昔ながらの手法です。

米はそのあと、ゆっくりと天日で乾燥させていきます。




泊まりでお越しいただいても良いですし、

日帰りでもOKです!


特別なWS企画もありませんが、、

自然には癒やされると思いますので

田舎に遊びに来る感覚で、お時間ありましたらぜひいらしてください。



ヨーガ、アーユルヴェーダのお手当など

こういった機会に 気ままにご質問ください!




宿泊されたい方は、民泊をご案内いたしますので、ご相談ください。
http://cms.sanin.jp/p/chizu/sanson_saisei/1/








なお、

その翌週の ベンガラ&薬壺染めWSも

まだご参加可能ですので、こちらもぜひ!

https://mother-earth-japan.com/category/news/








よろしくおねがいいたします










2018年8月11日土曜日

薬壺染めWS 開催します!





残暑お見舞い申し上げます









先日 友人家族とキャンプ&海で

夏を堪能したときの一枚。






たまたま 向かいの海岸から花火が上がる日で

ビーチにおおきな花火の音、そして海に映える花火の光。

よかった。とってもよかった。



日頃の疲れも吹き飛びます。



夏はやっぱり、発散の季節ですね。




汗腺を開いて汗かいて

感覚を解放し

こころをふわぁ〜っと外交的に遊ばせられる

柔軟な季節です。






  ・





さて。




今年から mother earth として

すこしずつ活動を始めていますが


9月から アーユルヴェーダの薬草を使った染めもののワークシェアを始動させていきます。






ヨーガ堂・土-tsuchi-から関わってくださっている方の中には


「ヨーガやアーユルヴェーダを中心に活動していたのに、なぜ今 染めもの?!」


と 不思議に思われる方もいるかもしれませんね。





染めには個人的に長年興味があったのですが

これも奥深い分野なので なかなか一歩を踏み出せずにいました。

(というよりも、なにか「これだ!」という出会いを待っていたんだと思います)





昨年ご縁あって

ベンガラ染めを開発し広めておられる古色の美さんにお世話になり

じぶんのライフワークと染めものが自然と繋がった感覚があり

「アーユルヴェーダの薬草をつかって衣を染める」という

ほんとに自然な流れの出会いによって導かれた展開となったのです。




ありがたいことです。






アーユルヴェーダという知識は まず予防医学がおおきな割合を占めます。

これは重要な特徴ですよね。

もちろん治療、トリートメントも行いますが、

病気になってから、症状が出てきてからではなく、

そうなる前にセルフケアする。




食事、生活スタイル、仕事などにおいて

病気にならないように 自分でできることを生活の中で実践していくことが大切だ、

と 教えています。







アーユルヴェーダや  ヨーガにしても

mother earth が一番大切にしてきたことは、セルフケアの重要性。




染めものの分野においても

わたしたちのコンセプトは同じです。



そう、染めもののセルフケアです。




できあがったものでケアする方法もありますが

薬壺染めでは ” じぶんで染める ” というアクションからはじめることに

意味があると考えています。




じぶんで染めるという行為、過程が

そのまま症状の予防や緩和、トリートメントになっていくのです。












アーユルヴェーダの薬草をつかって行う染めものや染めごとを


mother earth では「薬壺染め」と名付けました。



やくつぼ、ではなく、「やっこ」 と読みます。






日本の薬師如来さまもそうですが

アーユルヴェーダの神さま ダンワンタリ神は

その手に薬壺を持っていて

中には不老不死の霊薬 ”アムルタ(アムリタ)” が入っているとされます。







わたしたちみんな、ほんとうは各々その手に薬壺を持っているんだと思います。


そのことを忘れているだけで。


それに気がつけば、なにか身心に不調が現れたときに

専門家に頼る前に  自ら対処出来ることがあるはず。

その方法を学ぶ価値の価値に気づくはず。

わたしがわたしの医者になれるはず。






” じぶんで染める ” アーユルヴェーダの薬草染めをきっかけに

身近な存在の多くの気づきにつながればという想いから


この染めるというセルフケアを  「薬壺染め」 と呼ぶことにしました。











セルフケアというのは 習慣にしたいことだし

毎日の生活の中で行っていくこと。


なので、お家や身近な場所で、

思いついたときに 手軽に染められることが大切。





薬壺染めは

ご自宅のおだいどこや洗面所などで

水で手軽に染められます。





季節に応じて

体調に合わせて

感覚の赴くままに


染めたいときに、いつでも!






わたしも いつもおだいどこで、

さっきまで豆やひじきを浸していたお皿やボールなどをつかいながら

家事の合間に 染めています!


(まぁ…食卓にのぼるお皿で染めるのに抵抗ある人もいるでしょうけれど…

 染めで扱う素材は 天然のものやし、個人的には全然平気ですヨ。)










  ・








前置きが長くなりましたが…




この薬壺染めのワークショップを

来月 9月22日(土)に開催します!!





今回は、ベンガラ染めを開発しておられる古色の美さんをお迎えして

ベンガラのおはなしも伺います!


ベンガラ染めでの板締めや絞りなどを体験出来るとともに

ベンガラの色で さらに楽しみも広がります!




薬壺染めの 薬草の香りや色、効能などを感じながら

ベンガラ染めも楽しめる、はじめての試みです。







さらに・・・

染めものにフォーカスしたあと

一息深く呼吸出来るように、

染め具合の様子を見ながらですが 簡単なヨーガの時間も

取り入れられたらと思います。


いったん呼吸をニュートラルにしてあげると

からだやこころの余分にちからが籠もっていたエリアが

ゆるみます。



すると よりすっきりした感覚が蘇ったり

アイデアが沸いたり

客観的なものごとの見方ができるようになったりします。




染め × Yoga


ぜひ、体験してみてくださいね!








まぁ 兎に角、

薬壺染めとしては 今回はじめてのワークショップになりますので

まだまだ 準備が至らないところもあると思いますが…


(何を隠そう 家だってまだ改装途中なんだナ…)



まずは 実際に体感していただいて

シェアリング出来れば嬉しいです♩














WS詳細は、こちら



定員10名ほどを予定していますので

参加ご希望の方はお早めにご予約くださいね〜





ご予約は info@mother-earth-japan.com まで













2018年8月2日木曜日

土染めと海



八月にはいりました。

連日の豪暑、毎日凄まじい暑さですね。。


智頭の我が家は冷房も扇風機もなく

サーキュレーターのみでも何とか凌げていますが


今 関西に帰っていまして、それはもう、、、

旦那曰く、アフリカはスーダン(サハラ砂漠の南)と

体感的に同じレベルの焦げ感らしいです。



砂漠気候やん…





 ・






さて。

遅くなりましたが7月の田植えWS2回目のレポートです!





地震や豪雨被害で不安定だった中

なんとか開催出来ましたWS。



参加していただいた皆さん、ありがとうございました。









一日目は スケジュールが乱れましたが

こんな立派な夕日が見られ…





夏風の匂いと虫の声と。








二日目は 朝から田の草取り。

汗を流しながらも

5月に植えたときからぐ〜んと大きくなった稲たちを実感。



そして、土染め。


インドの土で、染めまくりました!




入れ物もお皿やボールなんで まるでチョコレート、ですが、




同じ場所で採取し

色を変えて準備した、土です。





午前中に染料作りを仕上げ










お昼には  友人特製のケータリングベジランチを堪能し♡









午後からは  みんな黙々と染め。









晴天の下、乾かします。








じゃーん!





おなじものはひとつとない、すべてがユニークで美しい作品たち。


楽しんいただけたようで、よかったです〜












三日目は 早朝からYoga。


そして、海!


人にあまり知られていない プライベート感満載のビーチへ。



こどもたちもいたので

本格的なアーユルヴェーダクッキングとはいかなかったですが

それでも 前日に仕込んだチャパティ種、

鉄フライパンに圧力鍋に調理道具、

大量の野菜たち、、


浜辺でこれだけ準備されたクッキングもそうそうあるまい…


いや〜  熱い暑いクッキングWSでした。



















ベジカレーとチャパティ。

シンプルなメニューでしたが、とってもおいしかった!


こどもたちもパクパク食べてくれて何よりでした。









参加者のみなさん、

志村けんのバカ殿同様 日焼け止めを塗りまくり

その顔でキャッキャとはしゃいでいた様子が  なんともおもしろかったです。。


(写真も撮ったけど、なんとなく怖くて載せられない…)








盛りだくさんな3日間。



mother earth としても  いろんな経験をさせていただき、感謝です。




みなさま、ありがとうございました!