2016年11月28日月曜日

記憶と気付き


風の香りや心地よい音、かすかな味などに、

ふとした瞬間、 記憶や感覚が甦る。



先日、娘のお昼寝の寝顔を眺めながら、ふわっと蘇ってきた小さい頃の感覚。


だれかが言ってたな。
この一生が終わって死んでも また生まれ変わるって。
生まれ変わってまた死んで、ほんでまた生まれ変わってまた死んで。
どこまでいったら終わりなんかな。
終わりってはじめからあるんかな、ないんかな。


そんなことを考えるときは、必ず、
じぶんの手先の感覚、足の感覚、お腹の感覚、いろんな毎日の気持ちなんかが
すごくちいさく、とてつもなくちいさな点みたいに感じて、会陰の辺り(今思えばおそらく第一チャクラの場所)がキュッとなって、こころが虚無感に覆われたものだ。


この、会陰のキュッ、こころに止まり木のない心許ない感覚は、ちいさなわたしに焼き付いている強烈な感覚。



こんな感覚、しばらくずっと、忘れていたな。
でも なにかが、今、この感覚を呼び起こしたんだな。
なにかを明かす  ヒントなんだな、と思う。

なにかがふっと記憶のかたちでやってくるのは、そのときに必要だからだと思う。


記憶の糸が切れないように、そおっと、そおっと、辿りながら、
ありのままをキャッチする。

感傷的になるかもしれないし、メランコリックになったりウェットに悲しくなったり、はたまた嬉しい気持ちになったり、ジーンとこころに温かみが増したり。

その記憶によって、今に湧き出る心持ちも、考えも、さまざま。

たいせつなのは、はだかの記憶と出会ったときの、いまの感覚を、ありのままみてあげること。

隠したり、見て見ぬふりをしたり、なかったことにしようと無視したり、しない。


やってきた(やってきてくれた)思い出をきっかけに、いまのじぶんのこころの在り方に気付くことができるし、その今の感覚や感情をきちんと認知することを繰り返し練習していくことで、マインドの偏り(主観的にモノゴトを処理してそれがいつでも正解だとするこころの態度など)にも気づいていける。


甦る記憶から じぶんのありのままのこころの姿を見つめる。
ただ、そこにその姿を置いてみるだけ。
置いていることを、知るだけ。
良いも悪いも、スキも嫌いも、上も下も右も左も、どんな姿でもありのままをみるだけ。

今そのときの感覚や感情に、気付くだけで、十分。
それだけで、十分、なんだな。

やがて、それがきっかけで、なにかが明かされるようになっているんだと思う。
人間としての成熟を追求している人には。







毎年  冷たくフレッシュな冬の気をめいっぱい吸い入れると
大切ななにかを思い出しそうになるのは 、わたしだけでしょうか。













2016年11月16日水曜日

移転のお知らせ



北海道では 既にすごい雪だと聞きました。

沖縄では 海水温が上がって珊瑚の白化がずいぶん進んでいるのだそう。

北は異常に寒く、南は異常に暑い。
世界的にもそうですが、日本も年々 気象異常が頻繁に起こってきています。


ここ茨木の山手は、例年より温かい日が多く続いていて
つい最近まで 庭には蚊が飛んでいました。






さて、blog上での告知がずいぶん遅くなってしまいましたが、
HPや掲題にありますように、
現在のヨーガ堂・土 -tsuchi- 茨木教室は 12月で一旦終了し、
この度 教室を移転する運びとなりました。

約9年間に渡って、この場所で、ヨーガやアーユルヴェーダを通して
多くの方々と巡り会えたことに、 心から感謝いたします。

たくさんの出会いがあり、別れがあり、
そんな皆さんと、場、時間を共有させてもらって、
個人としても、ヨーガ堂・土としても、成長させていただきました。

みなさま、ほんとうに ありがとうございました。



ここは交通の便が悪い教室で、
まるで小旅行のようにバスに揺られて遠くから通ってくださる方も少なくありませんでした。

教室にはネコが度々お邪魔し
お庭ではワイルドな木や植物たちのお出迎え、
ときには お隣さんから演歌やクラシックの音が響き、、
冬は 底冷えする床、
そして 家中に轟く娘のワイワイ声。。。

遠くの山手の、はい、けっこうカオスな教室でしたね。


9年間、いろんなことがあったけれど、
そんなすべてを包んで、クラスへ来てくださる皆さんに
いつもいつも、こころのなかは ありがとうの気持ちでいっぱいでした。

この地で学ばせてもらったことは、
たしかに 次の場所での 土のエネルギーになるはず。

移転地は、鳥取県 智頭町という、森林に囲まれた田舎町。



わたしたちは、ひとまず「家族」という生きものに立ち還り、
そのなかでのそれぞれの役割を精一杯努めながら、
自然に囲まれた環境の中で、これからの生き方や自分たちの調和を見定めていきたいと思っています。

もちろん、ヨーガやアーユルヴェーダの教えとともに。



来年以降、少しずつ 身の回りの環境を整えていこうと思いますので
みなさま、ぜひぜひ、智頭町のヨーガ堂・土へ  お越しくださいね!


HPやブログは このまま続けていく予定です。
またいろいろと お知らせしていきますので、ご覧いただければうれしいです。



めいっぱいの感謝を込めて。
Om,Tat,Sat.










2016年10月6日木曜日

バタバタヴァータ

季節は、秋。

キリッと冷たく
がさがさ乾燥し
ごわごわ粗く
あっちへこっちへ変動し
そして すぅーーっと冴え 澄み渡る、質。

秋や冬には、風と空の要素で成り立つ、ヴァータドーシャというエネルギーが
主に自然界を支配します。


わたしたちのからだもこころも、
季節の質を纏い、ヴァータのエネルギーが増えていきます。

みえてくる症状としては、

からだ冷えてくる
消化不良気味
ガスが増え 便秘がちになる
こころはカラッとドライになる
髪やお肌は乾燥してきて
特に手や足の関節部などはかさかさゴワゴワしてくる
考えがクリアに冴えてくる一方、
くるくる思考が巡り 心配や不安も増える
睡眠トラブルが増える
頭痛や腰痛

など。


これからの季節、アーユルヴェーダでは
このヴァータドーシャの質と反する質を生活や食事に取り入れることで
身心のバランスを図ることが出来るといいいます。


その反する質とは、
温かさ
柔らかさ
油性
甘さ
適度な湿度
滑らかさ
重さ
安定性

といったものです。


たとえば、小腹がすいたときに、
サクッと食べれる流行り(手軽にチョコっと齧れる便利さも受けてるのかな)のグラノーラバー。


これは、固くて乾燥していてゴツゴツザラザラしています。

まさにヴァータ的な食べもの。

なので、これからの時季 グラノーラバーを食べると、ヴァータドーシャが身心に増悪し、上記のような症状を発する因子となります。

もしグラノーラバーを食べるなら、それと反する質を持つホットミルク(品質の良いものを選んで)にシナモンやジンジャーパウダーを入れて飲むのがおすすめです♪
スパイス入りのチャイでも。

そうやってバランスすることで、プラマイゼロ。 
少なくともヴァータを悪化させることにはなりません。



あれもだめ、これもだめ、という養生法は、個人的にあまり採用したくないので、
みんなそれぞれがマイペースに 出来るところから無理なく取り入れられるアーユルヴェーダの知恵を学び広めていきたいのです。




牛乳のほか、バランス対策として積極的に摂りたいものは

ギー(精製バター)
アーモンド(皮剥いてね〜)
ごま(よく噛んで!)
根菜類
玄米(60℃以上のお湯に一晩浸けて、つまり発芽させてから炊いたもの)
小麦(パンではなくあったかいおうどん!)
ジンジャー
フェンネル
クミン(摂り過ぎはNG)
リコリス
クコ

などなど。


しまった!うっかりからだ冷やしてしもた!
冷たいもの食べすぎた!
ってときには、↑のどれかひとつでもチョイスしてお口に入れてあげてください。
温かいスープで、あるいはお粥などにして摂るのがおすすめです。



適度に歩いてお腹から温めたり、アーサナしてからだをほぐしたり、
湯船にじんわり浸かったり、
オイルマッサージしたり、
アロマや音楽でリラックスしたり、


反ヴァータ的な要素も
意識して取り入れてみてくださいね




浮足立ってバタバタしてくる
バタバタヴァータの季節

足腰どっしり、腹据えて、こころのメモリ容量アップで穏やかに参りましょう〜







かぼちゃとクコの実のギー炒め

ギーで かぼちゃを炒めるだけの超時短な一品。
スパイスはクミンとターメリック、味付けは岩塩とお醤油を風味程度にちょびっと。





旬のりんごで、かんぱーい!


りんごが美味しい季節になりました。

もっと寒くなってくれば、りんごとレーズン、シナモンを一緒に煮たりして、
少し火を入れてあげると食べやすく消化良いですね!








家の近くから。

最近  キラキラしたりするものを見て
「ちえー(きれい)ねー」 と、言う娘。



燃えるお空も、「ちえーねー」。






2016年10月3日月曜日

秋だけど。秋なので。


もう10月やというのに
夏のような湿度…


洗濯物は乾かないし
天井や壁は湿気てぶよぶよしてくるし(単に家が古いだけやけど…)


辺りはもう稲の穂が黄金色に染まり
コスモスが咲き誇っているのになぁ… 

梅雨みたいなじとじと感。


・・・なーんてブツクサ愚痴っていても仕方がないので

食卓だけでも 秋仕様にシフト。


胃に出来るだけ負担のないよう 温かいスープや汁物

胃腸のハケを良くするためにショウガやクミンなどを必ず使って

レンコンやごぼうやダイコンなんかの根菜も  冷えてくる夜には出番が多くなりました。







一度 グッと冷えた日に
勢い余ってきりたんぽをスープに入れてみました。

温まりました♪





スープやお鍋には、↑こんな感じで
オールドーシャ用のハーブティをお茶パックに入れて
コトコト煮出します。

お汁の色が茶色くなるくらいで
そんなに他の味を邪魔しないので
和洋中印、どんなお料理にも使えます。



もう食べ始めてるがな…

トマトベースの根菜スープと切り干し大根煮(ターメリック入)




これも すでに…

れんこんだんごの味噌餡かけ
餡にしたオーツのプチプチ食感が◎!






ショウガ風味のお鍋に白菜どっさり
自家製梅干しでアグニをUP!
娘に次々と食べられてしまい、かろうじて死守した高野豆腐のフライも(笑)





グルテンミートと根菜のひじき炒め

ブロッコリーはカパをバランスします。
冷えてからだがむくんだりした日はおすすめです。




このあいだ 水曜初心者クラス担当のHiroko先生と
教室で簡単なランチを食べながらミーティングしていた時、

こういう(食事の)写真をブログに載せて欲しい!と言われ、

あぁすっかりまた更新していないことに気付き…

あわててアップした次第です…

いや、そのときのランチの写真は撮っていないんですけどね。。。




2016年9月5日月曜日

インドリトリート、参加者募集!

 
あっという間に、9月。

全然ブログが書けていない!!

嗚呼… 情けなや。。。



あと4ヶ月で 2016年が終わるのですが、

ある見方(法則)によると、今年の秋、地球上において転換期が訪れるのだとか。

内容については詳しくないので紹介を控えますが、

なんとなく、そんな気がせんでもない?!
(いや、ほんとはいつだって転換期となりうるのだけど、
これはもっともっと果てしなくおおきなレベルでのオハナシなんだよね。おそらく。)




その変化の時を迎えた今年の冬に、土のインドリトリートを予定しています。


その年末年始のリトリートに

1名空きが出ましたので、

急遽、参加者 募集いたします!!




リトリート期間は、2016年12月28日から、2017年1月5日まで。


http://yoga-do-tsuchi.com/pg603.html


ご興味ある方は、詳しい内容をお知らせしますので、メール下さいね。



そう、大切な転換期を迎える変化の時。

次のリトリート開催は 未定です。


ご都合付く方は、ぜひご一緒に、

南インドでからだとこころのリセットに、旅立ちましょう!



ご連絡お待ちしています ♪




2016年8月1日月曜日

暑中お見舞い申し上げます



土の庭は、まわりのお宅に比べて木が大きく茂っていて、
夏が来ると蝉たちのアーシュラムと化します。

毎日まいにち、アブラゼミやツクツクボウシ、ヒグラシ、クマゼミたちのセミキールタンです。


あぁ ことしも夏がやって来ましたね〜


みなさんの夏の予定は、どんな感じでしょうか。



我が家は、娘が生まれてから、あたりまえですけど生活全てが一変しまして、
夏の過ごし方においても子供目線で生活スケジュールを立てます。

暑いし外遊びに付き合うのは正直たいへんですが、、、
気温の高くなる日中のPitta時間(10時〜14時)はできるだけ避けて、
めいっぱい自然に触れて欲しいなと、時間のゆるす限り 森や川へ出向きます。
(本当は親が一番自然を求めている ^^; )




近くの川で  サワガニ〜






河原に咲いていた、なんだろう?  アマリリスみたいな花。





食生活は、、、
夏の食べもの、いつもならバターミルクは欠かせないのだけど、
娘にはあまりまだ乳製品を摂らせていないので、今年は出番が少なく…


オクラのスパイスふりかけ、これが一番食べてくれます



ターメリック、ジンジャーパウダー、コリアンダー、クミンシードとギーで、炒めるだけ。





炒めると少量になってしまうので、たくさんオクラを用意します。



ご飯の上にふりかけて、もしくはお豆腐やカレーの上にトッピングしても◎




炎暑でバテそうなときは、甘酒もオススメ〜

甘酒で甘味をつけた米粉のパンケーキ。


娘の朝ごはんやおやつに作ってみたり。




こちら 過去の猛暑レメディもよかったらご参考に☆








山や川を渡り歩いていると
突如、田んぼの中に出現する天国。

亀岡の山ん中














美しい。





蓮の前では、暑さを忘れます。







娘は言葉にならない言葉で

「ぅおぉ〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」

と 感動しておりました。




  * 



7月は 個人クラス月間でした。
からだとこころのさまざまなトラブルを抱えておられる生徒さんにお越しいただいています。

時間をかけて、お互いに歩み寄り、お話をシェアさせていただいています。

干渉はせず、できるだけ寄り添いながら、身心の改善に向けて一緒に取り組んでいけるありがたさ。

とても責任あるお仕事ですが、じっくりとその人に向き合える貴重なお仕事。



もちろん、わたしが夏バテていては話しにならないので、
しっかり毎日ハーブで、ケアしています!


暑い夏、
ヒートアップせず、なにごとにも  粛々と、取り組んでいきたいです。



2016年6月30日木曜日

生きる権利




3・11以降

環境などに関心の高いさまざまな人々や団体によって

「原発事故被害者の救済を求める全国運動」というものが発足し

原発事故で被害にあわれた方々の ”健康に生きる権利” を求め  活動されています。





わが家では  娘が生まれてから
今までより一層、食や環境について考える機会が多くなりました。


生活クラブさんを利用するようになったのもその一環で
食べものだけではなく、自然に対する考え方にも共感できることが多くあり、
毎週届けていただく資料やカタログに目を通すのが
育児の合間のささやかな楽しみでもあります。


今回  生活クラブさんを通して知った上記の活動ですが、

事故から5年経った今も まだまだ被爆地域の収束の見通しがたっていない中、
政府の強引な帰還促進や早期の避難指示区域の解除などで 
住民の意志とは無関係に、一方的な制作を進めているとのこと。


これらに 「NO!」と反対したくても
福島から遠く離れたところにいると 
なかなか情報や機会に恵まれないことが多いのも確か。



これで第3期となるそうですが、

被害者の倍賞打ち切り、帰還の強要に反対!
そして原発事故被害者に「健康に生きる権利」を守る!という趣旨で、
請願署名がはじまっています。



ヨーガ堂・土の教室でも
玄関に 署名用紙をご用意していますので、

賛同される方は、ぜひ署名をお願いします。

代筆も可能です。





開いてきたグラジオラス。 花ことば「満足」






生活クラブさんのあま〜いメロン。瞬く間に  家族3人の胃袋へ。。