2013年11月6日水曜日

フェアトレードという選択


東北楽天が日本一になった記念ということで
楽天のサイトでは 優勝セールをしていますね。


いつだって人はセール品に弱いものです。



なにかを買おうとするとき
最終的に
”もの”に魅せられているのか
”値段”に魅せられたのか


どちらでしょう。



仕事が終わり
無性に疲れて からだが糖分を欲しているとき
目の前に「半額セール」の旗がひらひら
その横には 大きくて甘そうなおはぎが ずっしりと並んでいる

ごっくんと唾を飲む 


”もの”に魅せられているのか
”値段”に魅せられたのか  

さいごはどちらの魅力が残ったのか。



………


話は変わりますが

土では PeopleTreeという
オリジナルのフェアトレード商品を生み出すブランドの共同購入をしています。


8年ほど前、
京都の小さな本屋さんで見つけたピープル・ツリーのカタログ

当時の本の手作り感や
ものを作る側とそれをサポートする側の熱意みたいなものが伝わってきて

ものを買うときに 
作り手のことを思えて
その材料や作り方のことを知り
作る人達の支援にもつながる

そんなフェアトレードという 「消費者側の選択」があるということを知り
これは正しい買い方や と思いました。



ヨーガの世界では 眼に見えないものごとのテーマを扱います


ものの背後にあるストーリー
からだやこころを支えているもの

それを理解していくことが
人を成長させます



ヨーガにおけるテーマと同じで

消費者として  フェアトレードを選ぶという意味は

眼の前にあるものを成り立たせている
人や自然や環境や時間などを

理解していくこと


この世界のあらゆるものに付きものの 歴史・ストーリーを

想像してみること
考えてみること

 
そのあと ものの価値がみえるのです




フェアトレードを選択することに意味を見出していくことは
ヨーガを深めていくことに意味を見出していくことと おんなじ


「買う」って行為は
ほんとはすごくおおきなアクション





大きく甘いおはぎか
半額のおはぎか   

「おはぎ」は本当に必要か  ……








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