2013年8月10日土曜日

猛暑レメディ その壱


ここのところ  炎暑ですね


土の庭には 大きな木がいくつかありますが
頭蓋にヒビが入りそうなくらい 
毎日  蝉たちのキールタンが続いています。


外で泳いでいるメダカの一家が
茹で上がってしまっていないか 心配になりますわ。


さて
夏から初秋にかけては 火のエネルギーが増し、 
からだやこころにその要素が蓄積していきます。

アーユルヴェーダ的には「ピッタが憎悪する」と言います。

こんな猛暑の日が続くと、身心にピッタが激増してきますわね。

火が燃え盛り 身心が火事と化してしまわないように、
ピッタをバランスさせる 猛暑レメディをいくつかご紹介です。


1.ピッタを沈静化する食材をとり入れる

燃え盛る火のエネルギーの影響で、いまの時期は 消化力や代謝が乱れ、胃腸に症状が出やすいんです。

ピッタをバランスさせる食材を うまく食事に取り入れていきましょう。

オススメ食材やハーブ:緑豆(ムングダル)、ココナッツ、ゴーヤ、スイカ、甘い紫のぶどう、メロン、洋なし、ギー(精製バター)、バターミルク(自家製ヨーグルトと水を同量で割ったもの)、質の良い牛乳、オリーブオイル、ズッキーニ、セロリ、キュウリ、カリフラワー、オクラ、ビーツ(調理されたもの)、かぼちゃ、コリアンダー、パクチー(コリアンダーの葉)、フェンネル、ミント、アロエ etc

注意!
・メロン…  単独で食すること(他の食べ物と一緒に摂らない)。夜や曇りの日は避ける。
・乳製品(ギー以外)… これも出来れば単独で食べたほうがお腹に親切。

苦味、甘味、渋味 の性質を持つ食材は、
火の性質を持たないため、ピッタをバランスさせてくれます。


前トピックでご紹介しました インゲンも、
甘味と渋味がベースなので  ピッタを鎮めるお手伝いをしてくれますよ。


こちらは 土流バターミルク
程よく煎ったコリアンダー&フェンネル&クミン
これらをすり潰して
自家製ヨーグルトと水と撹拌し

自家製あわあわバターミルク

美味〜



では 反対に
控えたほうが良い食材やハーブ: アルコール、カフェインの入った飲み物、肉・魚全般、フライもの、市販のヨーグルト、辛味のスパイス(チリなど)、ゴマ油、卵、ナッツ類、海塩  etc

中でも、アルコールや酸っぱいヨーグルトは、ピッタをドーッと増やします。

夏は つめたく冷えたビールと 揚げ物やスパイシーカレー、がお好みの方。
・・・
前向きなアドヴァイスとして、
常温ビールとヒマワリの種(ナッツですがこれは例外)のおつまみに、変えてみませんか〜;)))


火の要素を減らすというイメージで
冷たい冷蔵庫や冷凍庫の世界の食品を そのままお腹にポンと放り込んでしまわないように!

消化力が更に弱まり、さまざまな問題を引き起こします。

ちなみに、お醤油や味噌などの発酵食品も ピッタを上げますが、
これらは 私たちの生活に馴染み深い 文化食材ですので
過食しなければ 摂取しても許されると思います。


出来るところから(重要!)
楽しみながら(もっと重要!)
アーユルヴェーディック ・猛暑レメディ、
使ってみませんか?



続く…








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