ここのところ 炎暑ですね
土の庭には 大きな木がいくつかありますが
頭蓋にヒビが入りそうなくらい
毎日 蝉たちのキールタンが続いています。
外で泳いでいるメダカの一家が
茹で上がってしまっていないか 心配になりますわ。
さて
夏から初秋にかけては 火のエネルギーが増し、
からだやこころにその要素が蓄積していきます。
アーユルヴェーダ的には「ピッタが憎悪する」と言います。
こんな猛暑の日が続くと、身心にピッタが激増してきますわね。
火が燃え盛り 身心が火事と化してしまわないように、
ピッタをバランスさせる 猛暑レメディをいくつかご紹介です。
1.ピッタを沈静化する食材をとり入れる
燃え盛る火のエネルギーの影響で、いまの時期は 消化力や代謝が乱れ、胃腸に症状が出やすいんです。
ピッタをバランスさせる食材を うまく食事に取り入れていきましょう。
オススメ食材やハーブ:緑豆(ムングダル)、ココナッツ、ゴーヤ、スイカ、甘い紫のぶどう、メロン、洋なし、ギー(精製バター)、バターミルク(自家製ヨーグルトと水を同量で割ったもの)、質の良い牛乳、オリーブオイル、ズッキーニ、セロリ、キュウリ、カリフラワー、オクラ、ビーツ(調理されたもの)、かぼちゃ、コリアンダー、パクチー(コリアンダーの葉)、フェンネル、ミント、アロエ etc
注意!
・メロン… 単独で食すること(他の食べ物と一緒に摂らない)。夜や曇りの日は避ける。
・乳製品(ギー以外)… これも出来れば単独で食べたほうがお腹に親切。
苦味、甘味、渋味 の性質を持つ食材は、
火の性質を持たないため、ピッタをバランスさせてくれます。
前トピックでご紹介しました インゲンも、
甘味と渋味がベースなので ピッタを鎮めるお手伝いをしてくれますよ。
こちらは 土流バターミルク
程よく煎ったコリアンダー&フェンネル&クミン |
これらをすり潰して
自家製ヨーグルトと水と撹拌し
自家製あわあわバターミルク |
美味〜 |
では 反対に
控えたほうが良い食材やハーブ: アルコール、カフェインの入った飲み物、肉・魚全般、フライもの、市販のヨーグルト、辛味のスパイス(チリなど)、ゴマ油、卵、ナッツ類、海塩 etc
中でも、アルコールや酸っぱいヨーグルトは、ピッタをドーッと増やします。
夏は つめたく冷えたビールと 揚げ物やスパイシーカレー、がお好みの方。
・・・
前向きなアドヴァイスとして、
常温ビールとヒマワリの種(ナッツですがこれは例外)のおつまみに、変えてみませんか〜;)))
火の要素を減らすというイメージで
冷たい冷蔵庫や冷凍庫の世界の食品を そのままお腹にポンと放り込んでしまわないように!
消化力が更に弱まり、さまざまな問題を引き起こします。
ちなみに、お醤油や味噌などの発酵食品も ピッタを上げますが、
これらは 私たちの生活に馴染み深い 文化食材ですので
過食しなければ 摂取しても許されると思います。
出来るところから(重要!)
楽しみながら(もっと重要!)
アーユルヴェーディック ・猛暑レメディ、
使ってみませんか?
続く…
0 件のコメント:
コメントを投稿