2012年12月17日月曜日

Ravi Shankar


先週11日、ラヴィ・シャンカール氏が他界されました。

シタール奏者として、
インド(というかもはや世界)を代表する偉大なミュージシャンです。



インドに通い始めた頃、
シタールというインドの伝統弦楽器のことを知り、
最初に聞き惚れたのが このラヴィ・シャンカールの音でした。

稲妻と
情熱と
解放と
開放と
快方と(しつこい?)
ガンジス河のような包容力と
シヴァムーンような繊細さと
圧倒的な純粋性


「インドの音楽」という域をはるかに超えて
この世界のユニヴァーサルな教えを 音を使って
世界の人々に伝えていった方だと思います。


ジョン・コルトレーンや作曲家のフィリップ・グラス
ボブ・ディラン達とも交流があり、
ビートルズのジョージ・ハリスンは インドで彼にシタール奏法を学んでいます。
(彼がビートルズに与えた影響は大きいよなぁ)


わたしは中学生時代、”いつもこころにビートルズ” 的な感じだったんですが
その時に聴いていたビートルズの音を通して、
じつはあんなおぼこい年から 間接的だけどシャンカールに触れていたなんて
なんか不思議な出会いだなーと思ったり。
 
彼がいなかったら、
きっとわたしのインド人生も変わっていたと思うんですよ、ほんと。



大好きなビートルズの曲
ジョージが シタールを弾いている曲
「Across The Universe」

タイトルが、すごいねー。

そして 内容に 
「なにも、わたしを変えるものはない」(勝手な訳です;)
って出てくる。

わたしの本質は、変化することはないっていう事。

Vedantaやーん!

そして
「ジャイ グル〜 デ〜ヴァ〜 オーム」
 
 ・・・
きっとジョージは、シタールという楽器やインド音楽を超えて
人が求める本質的なものを シャンカールに感じていたんやろうなぁ。。



ほんまにね、
Om Guru Deva Jay Guru Deva!!

シャンカールへの追悼の気持ちを込めて。




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