2017年10月30日月曜日

おせなかのなかみ




年齢を重ねるなかで、こころ奪われるいろんな対象に出会い、

そのたびに たいせつに

そして勝手に こころの宝物にさせていただく出会いって、ありますよね。




わたしにとって おおたか静流さんの声も、そのひとつ。




静流さんの歌は

学生の頃から車のBGMの定番で、制作のときもヘッドフォンでループしていました。

(は〜 なつかしい)




インドをひとりで周っていたときは

列車の中で  流れてゆくビハールの赤い大地を眺めながら

これまた静流さんの曲に浸り尽くしでした。



いまでも 家事のふとした合間なんかに

ふわっと舞い降りてきてくれる静流歌。



まあ、早い話、ファンなんです。



彼女の声は、すばらしい。

ほんとに、すばらしい。





結婚してからも、コンサートやライブにも何度か行ったけど、

いつのことやっけ? 思い出せないわ。。



と、そんな折り。



なーんと、智頭に、やってきてくださるではないですか!!!

おおたか静流「おせなか音頭」!!!



主催者の方々、準備してくださった方々、ありがとうございます。

もう、どんなに忙しくても、参加します。




ということで、昨日、家族で楽しませていただきました、おせなか音頭!





この世界には表裏があり(あるようにみえ)

陰陽だったり生死だったり、対極的に万象を捉える見方がありますね。

一般的に人は、明るい世界や分かりやすい現象、

おもての有り様にフォーカスしがちだと思いますが、

気づきにくいけれど ものごとにはバックグラウンドがある。

(まぁそれが「バック」なのかはまた別の問題ですけどね)


普段  見えないものや存在していないように見えるものごとも、

ほんとうは在る。

それを思い出し、存在を愛でる踊り。


いきなり何の話やねんって感じですみませんね(笑)



静流さんの考案された「おせなか音頭」は、

もうこの世界では逢えなくなった大切な人の存在をもう一度 招き入れ、

踊りと歌とともに、あなたもわたしもからだもこころも存在もすべて

を愛でる望郷の踊り、だそうです。

象徴的にうしろ向きに、背中で踊ります。


背中で踊るので、着るものも反対に着ます。

顔もうしろに向けま… 向けられないので、顔を作って うしろむきにセットします。


参加者は それぞれ、紙袋を顔に見立てて、それに紐や広告や色などでお顔作り。











できあがったら、いざ! 


おどろ〜〜♩ おどろ〜〜♩




まんなか 奥が静流さん


たのしかった。

たのしかった。

たのしすぎて、全然足りなかった。

わたし、これ、一日中踊っていられる。


娘も (眠いのもあったと思うけど)、妙なハイテンションで踊っていました。




静流さんは、巫女さんですね。

あの世とこの世を繋げられる 貴重な人です。


見落とされがちな世界を 大切にすくい上げて、

声という道具をつかって やさしく愉快に妖艶に、わたしたちに示してくれます。



ある意味、セラピスト(っていう言葉はなんか薄っぺらい気もするけど)。





こういうアプローチの仕方、見習いたいです。



静流さんには、イベント中もたくさん話しかけてくださったり、

娘用にと持参した人参の豆粉パンをお裾分けできたり(分かっていたら絶対焦がさなかった(; ;))

すてきなプレゼントをいただいたり、

ありがたかったです。


家族で有意義な週末を過ごすことができました。




雨の中来てくださった静流さん、ご準備くださったスタッフの皆さん、

本当にありがとうございました。








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