2015年10月21日水曜日

アーユル飯



  
「あ〜   今日は  あれとこれも作ろっかな〜」  と、


台所で料理を楽しむ余裕が 

やっと  少しずつ出てきて

ちょっと嬉しいこの頃。



娘をおんぶしながらやったりするから

調理は時短が必須ですが


体力や時間をやりくりしながら

簡単ながらも食べたいものを自分で作れるのは

わたしにとって大事なことなのです。


(おかーしゃんが食べたものの栄養・プラーナで

子どもは大きくなっていくんですもんねー あたりまえですけど)









妊娠中に アーユルヴェーダドクターに来日していただいて

開催したクッキングWS。



正直なところ  当時は出産のあれこれで一杯一杯やったから

おしえてもらったメニューをおさらいして作るっていうことまで

できなかったんです。


主催しておきながらお恥ずかしいですが。。





最近、やっと  テキストを見返しては

ちょこちょこと作っています。





先日は

キャベツとラディッシュのサラダを

土流にアレンジしました。



大根と人参のサラダ(シソ風味)




あれ? アレンジっていうか、

キャベツもラディッシュも全然入ってないな、これ。


おまけに紫蘇も入ってるし。。



でも  (開き直って)調味料とか料理のプロセスは同じです!



材料を切って



梅と一緒に漬けてた紫蘇も入れて まぜまぜ




重石をのせて   30分〜1時間位待てばOK



サラダというか、箸休め的な簡単お漬け物な感じかな。


日本の大根はインドのそれほど辛すぎないし

水分も多いので  どのドーシャにも使いやすいです。

Vataケアには 火を入れて温めて摂取するとOKですね。












こちらは   テキストにはないけど

かぼちゃとダルのスープ


さいごに亜麻仁油をぽろりと垂らして


トッピングは

オリーブオイルやココナッツオイルで

ピッタバランスしたり


ペッパーでカパバランスしても◎



材料ぜんぶお鍋に入れてコトコトするだけ!



3ドーシャを整えるハーブティーをお茶パックに入れて

ほかの材料と一緒に煮出しました。


使用したのはこちらのハーブティー
ご参考までに




ブラーミーやアルジュナなどという薬効高いハーブに加え、

生姜やペッパー、シナモンなど 馴染みあるハーブも入っています。


これを入れてスープにするだけで

すごく消化よくなるんです。

温まるし、風邪やインフルエンザなども予防できるし、

おまけに美味しい。


このハーブティーがなくても、

季節や体調に合わせて、体質別ハーブティーを使ってもいいですし、

自分でスパイスを組み合わせてティーパックを作ってもいいですね!

(ホームメイドティーパック、またいつか紹介したいです)




かぼちゃは

Vataケアには にんじん

Kaphaケアには  ブロッコリーやカブ  と、

食材を変えて応用できます。











ある日は  テンペ。








揚げる前に  

お醤油やみりんなどの調味料と

ショウガやトゥラシ(ホーリーバジル)、コリアンダーのパウダーを加えた液に

テンペを漬けて下ごしらえ。






そのあと  うっすら葛粉を衣にして揚げました。


おいしかったぁ〜





テンペは  アーユルヴェーダ的にはヴァータの増える食材なので

オイルを使って火を通して

温かいうちにいただくのがいいかなと思います。








「スパイスを使って料理」と聞くと

苦手意識のある方もいるかもしれないですが





たとえばショウガやコショウ、芥子、わさび、山椒、シナモンなどなど

日本でも生活に身近なスパイスから

少しずつ料理に取り入れてみるのがおすすめです。




食材とスパイスの効能、

そして季節や時間帯などをうまく掛けあわせていけば


アーユルヴェーダ料理の幅が広がって

作るのが楽しくなってくるのはもちろん、


薬膳効果で  からだとこころのセルフケアができるのが良いところ。










個人的に難点をあげるなら…




まだまだ授乳中のわたくしに

消化の良いアーユル飯は   あっという間にお腹がすくこと。。。








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