2012年5月8日火曜日

そろそろ

旦那が ひと足先に帰国してから、

栄養学のクラスを受講していましたが、それもあと数日で終了します。





その昔 インドの人は、食べものがからだの中に入っていった後も

それがどう身心に作用するのかという知恵を受け取る能力をもっていました。



漢方やマクロビオティックなどでも 食べものの性質やからだへの影響を示しますが、

アーユルヴェーダでは、食べものが舌の上に乗っかってから、胃、腸までの作用を細かく提示します。



くだものや野菜に始まり、穀物や豆類、乳製品、ナッツ類、オイルなど

沢山の食物の性質と用途、身心への反応などを 今回詳しく学びました。



コース中も 学んだことを実践すべく、日々の食事において いろいろと食べるものを試しながら、

その後のじぶんの反応を観察していました。



もちろんヨーガでは、おひさまの光や新鮮な空気だって "ごはん" ですからー



山を歩いて おいしい呼吸をして、

朝の瞑想で おでこにいっぱいお日さまを受け入れて(前にも書きましたが、朝から容赦ないシャープな光が突き刺さります!)・・・





観察の日々。












「ぅわ〜〜〜〜〜お 」



「It's just beautiful.」



「自然(と、今は言っておきます)の法則に従って、この世界って ほんまに完ぺきに 成り立っている」









りんごが 大地に向かって当たり前のように落ちる ー 宇宙に向かって 当たり前のようにふわふわ飛んでいかない。



空想の世界では 後者はあり得るし、ちっとも否定されることじゃないんだけど、



モノのほんとうの姿が見えてくると、

この物理的な世界には もう誰にも動かせない"きまりごと"があるんだって解ってきます。



ちょうど りんごの例えの重力のように。







前置きが長くなりましたが、何が言いたかったかというと…



モノ(ここでは 食べものやからだやこころや…)が持つ本来の性質がきちんと把握されて、

ルール(ここではアーユルヴェーダのルール)に沿ってアクションが起きれば、

ちゃぁーんと 自然の法則に沿って 反応があるということ。



上の「 」の言葉は、そんな学びからの素直なきもち。



変化する じぶんのからだやこころを観るのは 、おもしろいです。







10年来ずっと飛び込むチャンスを待っていた アーユルヴェーダの世界ですが、

今回やっと機会に恵まれ、


砂漠の大地に恵みのスコールが沁みわたる、、じゃあないんだな、



う〜ん



たった一枚の マリービスケットを 温かいミルクにひたひたに浸して、

口の中はもちろん からだもこころもほっと満たされて…

(わかりにくい?)

そんな 個人的でちいさな、あったか〜い吸収(学び)の日々でした。









さあて お題目のとおり、そろそろ、帰国準備に入ります〜



もうここ何年も パスポートにはこの国のスタンプしか見当たらないほどお世話になっているインドですが、

そろそろ、温泉と、土-tsuchi-と、我が家のねこが恋しいですー。

(旦那は抜きね。Skypeがあるからね。)











Om Tryambakam yajamahe

sugandhim pushti vardhanam

Urvarukamiva bandhanan mrityor

mukshiya ma amritat

Om Shanti Shanti Shantih



We worship the fragrant three-eyed One

who confers ever increasing prosperity;

let us be saved from the hold of death,

like the cucumber freed from its vine;

let us not turn away from liberation.



最後に この Healing Prayerを、

今回の旅の間に この世を去った、

叔父と友人に捧げます。



Om, tat sat.









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