2016年6月10日金曜日

変化



梅雨に入りましたね。


もわぁ〜〜〜っと  気温や湿度の高い日中と、

雨が降ったりすると  半袖ではすこし肌寒く感じる朝晩。


梅雨の時期は、気候変動が大きく、体調を崩しやすいですね。



この6月という時期。

春から夏へ向けて季節が移り変わるときは、「変化」のときですので、

アーユルヴェーダでは、Vata、Pitta、Kapha,  どのドーシャも乱れがちになるといいますが、移り変わる質を持つVataが特に憎悪しやすくなります


身心におけるVataが憎悪すると、
ほかの2つ Pitta、Kaphaも、巻き込んで乱してしまいます。

やっかいですなぁ。。。




で、大きくVataが乱れてしまう前に、生活のなかで、自分でVataケアしたいところ。


たとえば

・早寝早起き(朝は6時迄に起床、夜は出来るだけ22時台にお布団へ)
→寝付きが悪い場合は、あたまや足をオイルマッサージ!


・蒸し暑いからといって、冷たいものを過度に飲み食いしない
→冷蔵庫や冷凍庫から出したて冷え冷えのまま、消化器官に放り込まない


・仕事やスケジュールをタイトにし過ぎない
→意識的にリラックスタイムを作るように心がける


・雨や汗で濡れたら、からだが冷えないようにする
→着替えたり、上着を持ち歩いたり、冷えたなと思ったらお風呂にしっかり浸かる


・ハーブを積極的に取り入れる
→下参照



夏に向けて、これから消化力が徐々に弱まってくるので、

食事にも気をつけたいのですよね。


でも、冷たいものは良くないってわかっていても、
どうしても口にしたい時もありますw 

重いものを食べたい時も。


そういうときは、ハーブをちょちょっと使って消化力を極度に落とさない工夫をします。


代表選手は、ショウガですね。

食事前に、ショウガを薄くスライスしたもの(皮も剥いて)に、岩塩をパラっと、そしてレモンかライムの汁をふりかけて、食べておきます。
(Pittaが過度に憎悪している人は注意が必要)

こんな方法だれもやらないと思いますが…わたしは面倒なとき、ジンジャーパウダーと他の2つをパパっと混ぜて、スプーンで舐めるように摂ります。。

お腹があったかくなって、消化促進効果があります。


牛乳やヨーグルトを摂る時も、ショウガとともに摂ると消化良くなります。
ちなみに、アイスも。ジンジャーパウダーやジュースをすこしふりかけて食べると良いですよ。ついでにシナモンも。(だんだんインド風デザートになってきますけどね)



あとは、バジルやコリアンダー(実も葉も)、フェンネル、ターメリック、
日本のハーブだと、ネギ、ミョウガ、紫蘇あたりが季節モノで料理にも使えますね〜


フェンネルは食後に温かいフェンネルティーにして飲むと、消化が進みます。

ティーつながりで言えば、カモミールティやリコリスティーもオススメ!

カモミールはおやすみ前に、リコリスは食後やリラックスタイムに。
どちらもVataをバランスししてくれる、ほんのりあま〜いハーブです。


いろいろとハーブは用途がありますが、殺菌・抗菌作用のあるハーブも多いので、食中毒予防にもなりますよ。





まあしかし
Vataケアには、なんやかんやいってもオイルマッサージです。


あたまと足を念入りに、ゆっくり行います。


そのあと、しばしのシャバーサナ(休息)。

休日に時間を作って、ぜひ試してみてください♪












近所に咲いている花菖蒲(かな?)


菖蒲の根はショウブコンという生薬です。

水菖蒲の根は、アーユルヴェーダではVachaといって、消化不良や下痢に使ったりします。

漢方では石菖蒲というものを用いるそうですが、
Vachaとともに 神経系統をバランスしたり、不安を取り除いたりと、
鎮静作用のあるVataケアのハーブです。









全然関係ないけど。

この新月に生まれた姪っ子。


変化のときに、あたらしい命。





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